とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

モーパッサン

モーパッサンは本当にシンプルで明瞭なのか調べる

フランス文学の話。 面白い論説を見つけたので紹介します。執筆者はモーパッサン愛好会の方です。 モーパッサンの語彙に関する量的研究 Une étude quantitative du vocabulaire de Maupassant 内容は「モーパッサンの文章は本当にシンプルで明瞭なのか?」と…

女の一生を見る

年末に「永遠のジャンゴ」(⇒)を見に行った時に、テアトルシネマグループで1ヶ月だけ有効のタダ券をもらっていた。 何か面白そうなのないかなと探したら表題の映画を発見。女の一生と言えば、自分が2年半前に、3ヶ月ほどディクテに取り組んだ愛着あるモ…

ベラミ読了

ベラミを読み終わった。読むだけだから早いけど書く作業がないと何か物足りない。何というかフランス語を学習しているという感覚が薄くなるのが辛い。 訳出に関しては、時々難しいところはあったけど日本語訳なしでも大意は外さずに読み進めたと思う。 Bel A…

ベラミ1−4

ベラミは4分の1くらいまで読み進んだ。 書取やっていた時に比べると4〜5倍くらいのぺース、読んで知らない単語を調べて書き出すだけだからやっぱり速い。 モーパッサンの文書自体、平坦で滑らかな土手をママチャリで進むような感覚で毎日ズイズイグング…

ベラミを読む

懸案だった衛生管理者試験も終わった。 来年の通訳ガイドのリベンジを目指し、しっかりとフランス語を表す勉強をしたいと思っているが、なかなか良い参考書が見つからない。 積み残しの科学雑誌の講読も飽きて来たし、フランス語学習自体をどうしていこうか…

女の一生書取終了

Une Vie作者: Guy de Maupassant出版社/メーカー: Gallimard発売日: 2015/02/05メディア: マスマーケットこの商品を含むブログ (3件) を見る 終わった。後半は展開も面白くサクサク進んだ。書き取っていて爽快感があった。文章が平易なのにかなり助けられた…

いよいよ最終章へ

女の一生の書取が始まって3ヶ月近く、今朝で13章が終了。明日から最終14章に突入する。あと1週間弱で終わる。 長い時間かけて迎える小説の最後、話の成り行きを見守る楽しみに、ようやく終えられる充実感や馴染んできた世界とお別れする寂しさが混じっ…

ノルマを増やさない

少し内省的に考える。最近、今日は何分書き取れた、何分しか書き取れなかったと書取の速さ(書取量の多さ)のことばかり気になってしまっている。 単にサクサク進むのが楽しかった時期を過ぎ、スピードが新たな心のノルマを誘発し、負荷を増やしている気がす…

進歩の逓減

女の一生は4分の3片付いた。ここまで来るとゴールも見えてきて心も楽になる。7月下旬に入るまでには終わりそう。予想よりかなり早い。 展開としては不貞夫編が終わり(最後の展開が予想以上に凄かった)、放蕩息子編に入ったようだ。 かなり書取しやすい…

もう次の心配

やっぱり小説の書取は後半になると慣れてくる。特に集中が高まっている自覚がなくてもサクサク進む。 主人公の性格が、舞台背景が、関連語彙が、そして作者のクセが、頭に手に馴染んでくる感じ。良い感じだ。 これは単純に教材やニュースを書き取るだけでは…

中間地点であらすじを知る

中間地点を少し過ぎたところ。51日で53%だから、7月中には終わるだろう。 モーパッサンは風景描写の部分が難しく、行動描写とセリフの部分は簡単で、難易度の濃淡がはっきりしている。だから進む日は凄く進むし、進まない日はあまり進まない。 ただ風…

元の木阿弥

件の書取もだいぶ話が動いてきた。昼メロのような、というか昼メロが真似しそうなプロットを味わいつつ、書取を進めている(貶してるわけではない)。 女の一生 (新潮文庫)作者: モーパッサン,新庄嘉章出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1951/02/22メディア: …

モチベを戻す

女の一生も全14章のうち、第4章の真ん中まで来た。 話はまだあまり動き出していない感じだが、これから色々あるんだろう。女の一生って言うくらいなんだから。 あと日本語訳なしで書取進むのは違和感があってしんどかったが、やっと慣れてきた。モチベも…

惰性軌道

女の一生のディクテを始めて10日ほど。480分はちょっと長すぎたかなあと始めてから少し後悔した。 一応旅に出た日も含めて毎日書き取り進めているのだが、朝寝坊の頻度が増えたり、ディクテ中に眠気を感じたりして、モチベが鈍っている。 小説の読み始…

女の一生を読む

モーパッサンも3つ目。ディクテシリーズも第14弾に。 出世作を読んだら、次は代表作も読もうということで「女の一生(Une Vie)」を読む事にする。 Une Vie作者: Guy de Maupassant出版社/メーカー: Gallimard発売日: 2015/02/05メディア: マスマーケット…

テリエ館書取終了

予定通りに終わった。 La maison Tellier作者:Maupassant, Guy de発売日: 2014/04/10メディア: ペーパーバック 13日間で分量にして66分。毎朝書取した。訳を確認しないとさらに時短になって1日で5分くらい進んだ。日本語訳がないと細かい部分で辛くな…

日本語訳に頼らない

テリエ館はディクテし終わるまでの間、日本語訳を見るのを止める事にした。地味だかかなり挑戦的な試み。 モーパッサンは読みやすいから何とかなりそうというのもあるし、ここで一段、段階を上げて鍛え直そうかなと考えた。 あとたまにだけど確認の際に、意…

テリエ館を読む

今日から同じくモーパッサンのテリエ館をディクテする。 ディクテシリーズにして第13弾へ突入。ローカル路線バスの旅シリーズみたいになってきた。 La maison Tellier作者:Maupassant, Guy de発売日: 2014/04/10メディア: ペーパーバック脂肪の塊・テリエ…

脂肪の塊書取終了

脂肪の塊が終わった。面白かった。 20日で96分。別に勉強時間を増やしたわけではないので、かなり早いペースで進んだと思う。 Boule de suif作者:Maupassant, Guy de発売日: 2014/04/10メディア: Pocket Book あらすじはWikiの通り。映画「駅馬車」の原…

ディクテ速度の限界へ

脂肪の塊は早くも3分の2くらいまで来た。 読み上げ分量にして大体一日4分半くらいのペースで進んでいて、かなり速いペースだと思う。 最初、音読フランス語をディクテし始めたときは1日1分も進めない事も多かった。動詞の活用やら時制やら、名詞の性数…

雑感の塊

脂肪の塊を始めて5日。 モーパッサンは読みやすい。サクサク進む。止まらない。とにかく文章も単語も素直で分かりやすい。ボヴァリー夫人は最後の方でも正答率は3〜4割だったが、今はいきなり7〜8割くらいに上がった。驚いた。 多少は鍛錬の成果もある…

脂肪の塊を読む

今日から新章に入る。新教材は1週前に準備していた。勉強の空白はクセになる、手を止めない事が大事。 Boule de suif作者:Maupassant, Guy de発売日: 2014/04/10メディア: Pocket Book脂肪の塊・テリエ館 (新潮文庫)作者:モーパッサン発売日: 1951/04/17メ…