とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

人間関係の難しさ

6月から上司が代わり、新しい上司が親会社から出向してきている。
総務部長という肩書きは、言わば出向ポストの格好の餌食なわけだ。
今回は前のドライな人に比べて、コテコテでティピカルな関西人って
感じでかなりウェットなノリを好む。


部署内の3,4人グループで毎日昼飯を一緒に食うのは慣例だが、
前は食い終わったらそそくさと退散って感じだったのに、
今は昼休み終わりまで雑談を強制されるし、歓迎会したばかりなのに
断れないようにスケジュール調整した上で飲み会を企画させたりして、
俺の勉強時間をどんどん削りにきやがる。


ただ打ち解けたい気持ちも分かるし、初めての出向で人間関係の
構築というところに気を使いたいのも分かる。
俺も立場上、そういうところは協力しないといけないし、
積極的にコミュニケーションを取ろう、助けようと前向きに解釈して
昼休みにブツブツ勉強するのを夜に回して自粛するようになってきた。


が、飲み会で先輩が俺の隠れた語学の嗜好をペラペラ喋りやがる。
彼は昼休みに謎の本読んでブツブツ気持ち悪いんですよーとか、
余計な事をチクりやがって・・そんな風に思われていたのかい・・


「英語が得意ってのは前の部長から聞いてたけど、
今でも英語を勉強してるんだねぇ、へぇー」
悪い気はしない。色々話す羽目に。
「言語を勉強するのは楽しいけど、英語は惰性でやっている。
本当はアラビア語とかもっと未知の言語を勉強したい。
メッカに行って巡礼するムスリムと信仰の悦びとか本質を語り合うとか、
そういうのが夢ですねー。」
「あぁそうなんだ・・へぇ・・・」


話題が続かねー、一気にドンビキされた。
まぁ、自分があなたが大好きな阪神タイガースとか、野球の魅力を
力説されても分からないのと一緒で、あなたに自分の言語を学ぶ
喜びや願望を知って欲しいなんて思わない。だって無理だからな。


やっぱり信仰の発露は、ブログ上でアノニマスでやれば良い事
なんだと再認識した。酔っ払って噴きすぎて失敗した。