帰りの電車、横に若い外人の兄ちゃんが座った。ラテン系かなぁ。ここで読む気もないのにディクテ本を広げてみる。我ながら卑怯でチキンだ。
って広げるや否や凄い入れ食い状態。食い入るように覗いて来る。振り向いたらいきなり話しかけられた。
「Tu parle francais?(フランス語はなせるのかい?)」
フランス語圏の人だ!驚いたけどちょっと嬉しい。
「Non, je ne peut pas parler francais(話せないっす)」
この文は、数年前にフランス言ったときに何度か話したから瞬間的に出てくる。
他、色々話しかけてくるけど、全然フランス語が出てこねえ。言葉噛み砕いてくれてるから何言わなきゃいけないかは分かる。分かるけど何か喋ろうとすると英語の短文しか出てこなくて、それを仏語に訳そうとして詰まる感じ。自分が誘っておいてうーん・・
で、
「Vous parlez anglais?(英語しゃべれますか?)」
って苦し紛れで聞いたらOKとのこと。結局英語でしゃべる事に。後はノンネイティブ同士なのでやり取りも凄く楽でした。
この兄ちゃんはナントから来たフランス人の方。彼女を追いかけて日本に来て、日本で英語と仏語を教えているらしい。殆どの生徒は英語と言っていた。やたら自分がどういう勉強をしてどの資格を受けたいか聞いてたから、自分が生徒候補に見えたのかも。期待にこたえられなくて申し訳ない。
自分が先に駅に着いて降りたが、スマイリーなナイスガイだった。フランス語勉強のモチベが強くなった。会話できるようになりたい。また会えるといいな。誘いに乗ってくれて有難う。