とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

カミュの異邦人を読む

今日から新しいディクテ。ディクテのシリーズも大きい枠で数えると第7シリーズになる。


L'etranger

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カミュの『異邦人』を読む。フランス語だと"L'étranger"(レトランジェール)。


ラテン語で「異質な」「外部から来た」を意味する形容詞”extraneus"に語源を持つ言葉で、「異邦人」というより「よそ者」「部外者」という意味の方がしっくり来るかもしれない。


もうテキストと音声は調達済。去年10月のブログで取り上げていた。


何か物語を原著で読みたかった。ニュースをディクテしてきた中で、フランス語を読む喜びが減り、勉強のベクトルが、言語修練に偏っているのが気になっていた。


英語で消耗した結果として、楽しむために始めたフランス語。去年、星の王子さまの話の展開を毎日少しずつ楽しんだように、異邦人も楽しみたい。


正直言うと、文章も音声も検索したらネットで転がっていたけどカミュの作品ってまだ著作権切れてないからダウンロードは違法だし、本は対訳が付いていたほうが確実だし、ちゃんと調達しました。


早速、最初の1ページ半をディクテ。1分50秒分。あまりにも有名すぎる序文で物語は始まった。


Aujourd'hui maman est morte.(今日、ママンが死んだ)


カミュの本人の朗読が渋い。抑制的なリズムが自分の嗜好に合ってる。20世紀にフランスで一番読まれたフランス語の本を原書のまま、辞書片手にディクテする喜び。


冬の長いニュース地獄を終えて新しい経験が始まる。CDの分量にして160分くらいあるから続けば3〜4ヶ月はかかるだろう。焦らずゆっくりやれ。




(追記)全部書き取り終わりました
polala.hatenadiary.jp