この3週間、異邦人は毎晩毎晩真面目に書取ってかなり進んだ。話が佳境に差し掛かってきて毎日が楽しみです。
でも今日は、左遷される前部署上司の送別を急遽する事になり、2人で飲みに行ったので、勉強は3週間ぶりにお休み。
飲みの後にディクテする事を考えると、何か楽しくないので、粘着質な自分も今日はすっぱり止めた。フランス語よりも、大事なことだってあるのだ。
月曜日にしたのは、今週中に引越引継をして来週の着任だから。今日はとにかく3時間くらい色々と話した。他愛のない話が殆ど。
彼は6月から単身赴任となり、部下が15人⇒1人になる。こんな露骨な降格人事、前職の肉食系外資でもみた事がない。何かやらかしたんじゃないかと思うが、周りから情報が来ないし、結局、本人が殆ど語らなかったから良く分からなかった。仄めかし方で明らかに意に反した形だったのは良く分かったが。
語らないのは、自分がそこまで信用されてないのもあるのだろうが、彼も墓場まで持っていかないといけない事情があるのかも知れない。
人に好かれる努力をあまりしない人で、周りから誤解も多かった。周りに弁護してくれる人も居なかったのだろう。
言葉は粗野なところがあるし、誤解されやすい言い方が多いと思う。叱っても全くフォローしない。あとケチだし、酒癖も良くない。
前の部署でも自分以外誰もなついてなかったし、露骨な反目があって、このエントリーでも、自分が弁護しても彼の存在自体が全否定されて、何か気の毒になるほどフルボッコに言われ放題だった。
それでも・・自分にとっては恩人だったのは間違いない。色々あって押し付けられる形で異動してきた、何も知らない自分を、前向きに助けてくれた恩は忘れない。
自分の得意な面を前向きに考えてくれて、色々と教えてくれつつも、英語を勉強する事からキャリアを再生するプランも考えてくれた。(それがブログを復活するきっかけになって、最終的にはフランス語を再開するきっかけになった。)
今の部署に自分が異動する時ももっと手元に置きたかったと惜しみつつ、温かく送り出してくれた。方便でも本当に嬉しかった。そして異動後も定期的に飲みに誘ってくれては他愛のない話を良くした。
本当にお世話になりました。有難うございました。お元気で。酒は飲み過ぎないように。キャバクラはほどほどに。