とにかくフランス語を勉強する

フランス語をダラダラ勉強するダメリーマンの記録。フランス語の通訳案内士資格に挑戦中。

2013年度仏検準1級2次

仏検準1級2次試験の日。会場は大阪でなく京都を選択。空いている方が楽かなと。控え室は女性ばっかりで野郎は全然いませんでした。


結果は酷いもの。題材自体は予想しやすい簡単なものだったにも関わらず、スピーチ開始直後、過緊張で真っ白になる。何も言葉が出ない。
・・・・・
沈黙が沈黙を呼び、場の重さに耐えられなくなる。その沈黙を引き起こしている状況を引き受けられない。
・・・・・
「もうやめます、すいません」
日本語でリタイアを伝え、コートとリュックを取って帰りかけた。


「悪くないよ、続けようよ。」
面接官の方から諭してくれた。我に返る。翻って続ける。でも、やっぱり言葉が出ない。本当につらい。面接官のお二人も言葉を補って主張を補完しようとしてくれる。
でもダメだ。途中で止めようとした事も含め、とにかくグダグダ。すいませんでした。


・・
何のために仏検受けたんだ。途中で諦めるなら受けるなよ。年末に100時間2次対策やると誓ったのに勉強方法定まらず、捗らなかった。(そのくせディクテは毎朝やってたし)
2次は独学では難しいとは思ってたけど、実際の自分の酷さを目の当たりにすると情けない。


スピーチの練習に関しては、自分の頭では独学での鍛錬は無理。プライベートレッスンなりスクールなりを活用しないと。でもそこまでのやる気ある・・?


まだ「人間の土地」のディクテもたくさん残ってるけど疲れたしやる気戻るまで休む。






(2/22、23 追記)


面接の時受けた辛さも合格でポジティブに振り返れるようになったし、後学のためにもう少しだけ状況を追記。こんなんで受かるんだよ。


・・・


発表の少し前に教室前の廊下に移動。スピーチ3分前になって、メモ用紙を渡される。フランス語で、


A:今の日本の総理大臣をどう思うか
B:子供に携帯を持たせるのはどんな事が考えられるか


と書いてある。安堵したのは問題文が理解できた事。何を尋ねられているか理解できない事が怖かったから。


Aは「日本の論点」で読んだ部分にかなり重なる。Aを考える。2分くらい安倍さんについてどう語るか色々とメモに殴り書き。メモ用紙は余白少ないし下敷きないから書きづらい。


・・
1ヶ月で色々と関連するボキャは詰め込んでいたはずなのに、言葉が全然降りて来ない。これは論理展開を進めるのは無理だ。


発表寸前、急遽Bに切替。こっちはこっちで難しいと思ったが否定の理由はすぐに3つぽんぽんと浮かんだ。


呼ばれて入室。


相手は妙齢のフランスマダムと、ダンディーな年配日本人。喋るのはもっぱらマダムの方。


挨拶の後、年齢、今何やってるか、何年働いているかを聞かれた。数字であり得ない言い間違えを2回続けて真顔で突っ込まれる。もう動揺しまくり。


何を選択したかと聞かれてB(ベー)と答える。
「では始めて下さい」
とマダム。


「私はいいと思わない。理由は3つある・・」


セオリー通り、3点理由説明法で説明に入る。


「1つ目は・・えー皆携帯をよく見る。携帯を見るだけ。」


携帯に夢中になって他の事をしなくなって依存症になると言いたかったのだが言葉が出ない。短文を無茶な文法で連ねる。全然伝わってない。


「2つ目は・・」


ここで急にすぽーんと言おうとした事が飛ぶ。あー、うー、20秒くらい止まったろうか。本当に真っ白になった。今思うと、1つ目の話をしたときに面接官の反応が悪くて、それに思いっきり動揺したんだろうな。


ここで上述のリタイア未遂に繋がる。諌められてドアから席に戻る。捻り出す。


「2つ目は。携帯はえーと無駄で子供は勉強すべきだと思う。」


確か携帯自体、子供には無駄な機能が多いと言いたかった。無駄(inutile)って単語を連呼した記憶がある。これじゃ携帯を逆恨みした変な教育者だ。上手く伝え切れない。


「3つ目は・・えー、自分の財布でない。子供は責任がない。」


要は金かかるリスクがあるのに、まだ無分別で、出費に対して責任が持てない事を言いたかったのだが、全然伝わらねえ。


この辺からいつの間にか発表(エクスポゼ)というより、共同作業で、単語当て連想ゲームを面接官にさせている様相。早く終わりたくて溜まらない。


マダムは、俺に相槌打ったり、言葉を補いながら、話を聞いて採点用紙か何かにガリガリと色々書き綴っている。


内容の薄いエクスポゼを終え、いつの間にか質疑に移る。


「1つ目から確認させて、具体的にもう少し詳しく教えて?」
「えーと、電車で、道で、皆いつも携帯を見ている。えー、健全と思わない。えー、それはたくさん時間を使う。」


依存リスクのニュアンスは全く言えなかった。


「2つ目確認させて。どんな事が無駄なのですか?」
・・・
少し考えてから、
「ゲーム(jeu)」
とだけ。コンプガチャとかチャットとかSNSとか単語が出ない。
「どんなゲーム?」
「知らない(即答)。ゲームは健全と思わない。」


酷い言い方。いつでもどこでもゲームで遊べるのは健全じゃないとか、もっと理由添えて言えればよかったと思う。


「・・・・3つ目も確認させて、★◎※ж???」
「(何言ってるか分からんがOui/Nonで答える感じ?)ウイウイ」
「??」


こいつは全然話通じないな、みたいな顔をされた。もう1回言ってくださいって伝えたり、首を傾げて言い換えを促す発想すらなし。この辺になると適当すぎ。


面接官は発表の細かい部分をかなり気にしてた気がするけど、主張の論理的な通り方を吟味していたのかもなあと思う。こういうところはフランス語っぽい。


他にも細かい部分いくつか聞かれたが、取り敢えず終了。さよならという単語も出てこず、有難う(メハシー)とだけ言って教室を出る。


・・・


こんな感じでした。


これでも酷いけど、実際はもっと言葉を補ってもらっている。敢えて、敢えて言うなら、論旨をある程度通せた事は良かった?そういう意味では選択Bが分かりやすい題材なのはツイてた。これが犬に服を着せる是非とか、ミシュランで日本料理店の星獲得が多い理由とかだったら無理だったと思う。


受験者の8分の7が受かる試験なので、言葉が出てこなくても最後まで諦めずに喋ろうと足掻く事が肝心だと思います。