とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

今の自分のディクテ方法

基本的には、聴く、書く、確かめるの3段ルーチンですが扱う文章の難易度でそれぞれの長さはかなり変わります。


簡単な時は確かめるプロセスを簡略化してザクザク進むし、難しいと思ったら、すぐに振り返って正誤を調べるので、逆に確かめるプロセスが長くなり、全然進まなくなります。


難しいと思ったときが大事だと思っていて、確かめた後、自分のディクテが合っていても、間違っていても、難しいと思ったその原因を調べてじっくり対処します。


その際に、何故自分はこう聞こえて、こう書いたのか、と言うのを遡及するプロセスを重視しています。


文法上の問題の場合、納得できるまで時間をかけて、仏和大辞典で根拠を調べます。辞書で9割は片付きます。語彙やイディオムの問題の場合、あまり問題視しません。覚えるまで何度も辞書で調べるだけです。
重要で頻度が高そうな単語の場合、辞書の例文も書きますが、あくまでも参考レベルです。


正直、ボヴァリー夫人くらい難しいと、文頭から何も書けず、出だしのヒントを求めてスクリプトをチラ見する事もあります。その辺は臨機応変に対応します。


あとは、ある程度ディクテが進んだら日本語版の訳を見て、自分の仏文解釈が合っているかを確認します。間違えていたら遡って理由を調べ、ディクテをやり直します。


こういう作業を繰り返して勉強時間が1時間を超えたら、キリのいいところで終わらせます。


1日の書取作業で、読み上げ量にして大体3分〜3分半ほどしか進めません。ただ異邦人の頃は2分も進めなかったので、これでもだいぶ進歩しました。


ボヴァリー夫人は、相当な仏文解釈力を要求するため、ディクテ自体かなり厳しく、今の自分の能力を考えたら、相当能率の悪いことをやっていると思います。