脂肪の塊を始めて５日。
モーパッサンは読みやすい。サクサク進む。止まらない。とにかく文章も単語も素直で分かりやすい。ボヴァリー夫人は最後の方でも正答率は３〜４割だったが、今はいきなり７〜８割くらいに上がった。驚いた。
多少は鍛錬の成果もあるだろうがそれだけじゃない。元々簡単なんだモーパッサンは。やる順番を間違えたか。フローベール、いやサンテックスの前に先にやった方が語学の勉強の効率は良かったかも知れない。
あとルーアンがいきなり舞台として出てきたのが嬉しい。特にホテル・ノルマンディー、此処はボヴァリー夫人でも出てきたホテルなのだが、脂肪の塊でも何気なく使われてて、同じ場所で、何十年の時を隔てて、２つの物語の場面が、交差するのを目の当たりにして、少し幸せな気分になった。
ただググっても出てこないところ見ると現存してないのか。帰り道、ルーアンのその辺の事情を知りたくて本を探したけどノルマンディーを扱った本が殆どない。パリの散歩本ばっか。残念。
