脂肪の塊は早くも3分の2くらいまで来た。
読み上げ分量にして大体一日4分半くらいのペースで進んでいて、かなり速いペースだと思う。
最初、音読フランス語をディクテし始めたときは1日1分も進めない事も多かった。動詞の活用やら時制やら、名詞の性数やら、調べる事が半端なく多く、電子辞書が常時手放せず全然進まなかった。
小説を読み始める端緒になったカミュの異邦人をディクテし始めた時でも1日2分が限界だった。まだ語彙が圧倒的に足りなかった。
その後サンテックスやフローベールを経て2分半、3分と少しずつ速度を上げて進められるようになり、モーパッサンに来てとうとう4分を超えて書き取り進められるようになった。
まぁモーパッサンは比較的簡単なのもあるだろうが、ディクテの速度を振り返ることで進歩を体感できている。どこまで行けるか・・