予定通りに終わった。
- 作者:Maupassant, Guy de
- 発売日: 2014/04/10
- メディア: ペーパーバック
13日間で分量にして66分。毎朝書取した。訳を確認しないとさらに時短になって1日で5分くらい進んだ。日本語訳がないと細かい部分で辛くなったが、まぁ大意は大体理解できたろ・・
と終わった直後は思ったのだが、日本語訳を対照しながら読み返してみると大意でもかなり誤読している。やっぱりプロの翻訳は違う。少し凹む。
自分の文法解釈というのは、未だにかなり曖昧であやふやなままだという事を思い知らされる。日本語訳をなぞって理解した気になっていた部分は大きいと思う。
独学で進むと、どうしても技能のバランスシートが客観把握し難い弱点があって、それが悪い方向に出ている。
スキルの引き出しの土台が歪んでいる上、錆びているので上手く開かない感じ。訳なしでもう少し正確に読めるようになりたいけど今のやり方では難しい。
(以下、ネタバレを含む)
テリエ館というのはノルマンディー地方の港町にある売春バーの事。やり手の女マスターと5人の雇われ売春婦が珍しく店を休んで、マスターの姪の聖体拝領式に立ち会いに行き、日常に戻っていくところまでを描く。
小説自体は人の偽善をストレートに描いた『脂肪の塊』と比べると主張の強さはないが、ネアカにイキイキと生活風俗が描かれていて、読んでいて和んだ。
あまり長くない話の中に、たくさんの人が出てくるのだが、やっぱりモーパッサンは設定背景とか、人物描写の描き分けが上手くて分かりやすい。
・・
夜に、明日の教材を探しに茶屋町の丸善ジュンク堂へ。まだ次の教材を調達していなかった。残業で遅くなったが22時までやってるから助かる。って次は何をするか・・