とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

大山に敗北を喫する

3月中旬にボヴァリー夫人が終わったとき、ご褒美の旅をしたかったが、色々理由をつけて先延ばしに。とか言ってたら、脂肪の塊、テリエ館も読み終わってしまった。このままだと何もできないままだ。


ルーアンに行きたい。行くか?けどいくら馬鹿な事をするのが好きでも日程の都合がある。近場にするか。


・・少し前から鳥取の大山に行きたいと思っていた。中国地方の最高峰で日本百名山の一つでもある。山岳信仰を支える非常に人気の高い山だ。


よし行くか。思い切る。直前にバスと宿を取り高速バスで米子へ移動。





初めて来たけど立派な駅。街も相応に大きい。現地で車を調達し30分で大山の麓へ。





目指す頂上は遥か彼方。でも700m地点から1700mを目指すんだから大丈夫だろう。


意を決して登っていく。朝登るのが常識らしく14時から登る人なんて誰もいない。本当に誰もいない。たまに下山者とすれ違うだけ。


結構勾配がきつくて息が切れる。予想以上に厳しい。金比羅とは難易度が全然違う。道は整備されてるけど、階段の置き方がちょっとおかしい気がする。


それでも1合目、2合目、3合目とそれぞれ10分ペースで登っていく。異常なハイペース。ただ徐々に残雪の塊が大きくなっていく・・





4合目目前、大きな残雪地帯にぶちあたる。
うわー、こんな残ってるのか。無理やり登ろうとしたが、登り難い。スニーカーじゃ無理だ。


と滑り落ちそうになって足を踏ん張った瞬間のこと、右足脹脛に激痛が走る。


肉離れみたいな症状。動けない、やばい。脹脛に触るとしこりみたいなのがある。しばらくじーっと安静にする。


・・
30分くらい座っていた。少しマシになった。本格的な肉離れだったらやばかった。慎重に慎重に山を下る。1時間くらいかけて。


車の運転は幸い支障なかった。良かった。それでも慎重に米子市内まで引き返して夕方からホテルに引き篭もる。


翌日はまだ痛みが残るので三沸寺も鳥取砂丘も自重。鳥取に電車移動してガイナーレ鳥取の試合だけ見て帰宅。


冷静になって考えると傾向と対策が何もなってなかった。スニーカーとチノパンで山登るとか嘗め過ぎてた。


語学もそうだけど、自分はいつも本能的な情動ばかりで論理的で自省的な取り組みが全く足りない。


今回は冬だったら本当に危なかった。反省しろ。大山には対策を練り直してもう1回チャレンジしたい。