とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

惰性軌道

女の一生のディクテを始めて10日ほど。480分はちょっと長すぎたかなあと始めてから少し後悔した。


一応旅に出た日も含めて毎日書き取り進めているのだが、朝寝坊の頻度が増えたり、ディクテ中に眠気を感じたりして、モチベが鈍っている。


小説の読み始めは感情移入が難しいというのもあるのだろうが、ボヴァリー夫人の頃に煮え滾っていた粘度の高いマグマが尽き始めた。


勉強の惰性軌道が徐々に怠惰という引力に吸い寄せられようとしている。かなり強い力で。


せっかく朝に勉強し始めてここまで来たんだからという気持ちで続けてはいるが、もう少し燃料の供給が弱まるとバタっと墜落(堕落)して勉強自体が止まるようなそんな感じがする。


ボヴァリー夫人が終わって目的に穴が開いたのは大きい。もっと読めるようになりたいという漠然とした目標だけで書取を続けるのは自分には厳しい。


この辺、フランス語を通じて何かを実現したい人の強いモチベには敵わない。


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また資格でも受けようか。前に仏検に挑んだ時の厳しさを思い出すと酸っぱくなるけど、たまには刺激がないと。


仏検 http://apefdapf.org/
お馴染フランス語資格の最大手。5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級の7つの等級に分かれる。自分は3級、2級、準1級と取ってきた。次受けるとなると1級になる、今丁度受付中。


1級は取ったら取ったで達成感はあるのだろうが、準1級合格するレベルの母集団の中で合格率10%、それも年1回だけというのはハードルが高すぎる。


投資に対する成果が割に合う感じがしない。受験者の歩留まり率(翌年受験率)がどれだけか知らないけど何回も挑み続けないと受からないだろうしなあ。


DELF/DALF http://www.delfdalf.jp/accueil_jp.htm
フランス政府認定のお墨付き。A1、A2、B1、B2、C1、C2の6種。自分が受けるとしたらB2くらいか。予定見てたら春の申込もう終わってるじゃん。定員も一杯になってるし。次は秋。見送り。


TCF http://www.delfdalf.jp/tcf_jp.htm
フランス語のTOEIC。TOEICのあのスポーツ的で考える余裕を与えない試験スタイルはもうしんどい。多分これに嵌るとフランス語が嫌いになる。無理。


TEF http://www.ccfj.com/talk/tef/index.html
フランス語のTOEFL。TOEFLって受けたことないけど、厳密で重そうな試験。先週丁度申込み終わってた。これも次は秋。見送り。


通訳案内士
http://www.jnto.go.jp/jpn/interpreter_guide_exams/
天下の国家資格。この資格がないと日本でお金を貰って外国の方を観光案内できないのだ(表向きは)


1次は歴史、観光地理、一般常識、そして仏語。仏語は、仏文和訳、和文仏訳、時事用語の仏訳など。かなり専門的な対策が必要そう。


2次は面接。どんなこと聞かれるんだろう。「京都人の性格について説明して下さい」とか聞かれるんだろうか。


ただこの試験は、生業にする予定のない人間が力試しに受けるのは何か筋が違う気がする。


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色々考えるが、そもそも資格受けるなら勉強の仕方も変えなきゃいけないだろう。表す訓練は全然してないし。今さら小説のディクテ以外の勉強出来る?少し考えるか。