単語の対処も書きます。といってもかなりテキトーです。分からない単語はカシオの電子辞書を使って調べます。
一時期はその中のPETIT ROBERT仏仏辞典をメインで使っていましたが、色々面倒臭くなって結局今はロベール仏和大辞典中心で調べています。
この仏和大辞典は1988年発刊で新語の類には絶望的に弱いのですが、逆に19世紀の小説向けには圧倒的な強さを発揮します。文語、古語に圧倒的に強いです。
- 作者: 小学館ロベール仏和大辞典編集委員会
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1988/11
- メディア: ハードカバー
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この辞書で出来る限り、日本語訳、例文、語源、類語比較あたりの取れる情報をチェックします。
日本語訳は、該当しそうな訳をチェックしますが、多義語であっても他の意味の確認までは手を出しません。これはただ面倒だからです。
例文は、適度な長さの面白そうなものがあったら書き出します。結構知らなかった用法が分かったりします。
語源は、教養レク的に見ます。ラテン語、ギリシャ語が多いですが、オック語、ブルターニュ語、イタリア語、古フランス語等、色々な経由があって、情報として面白いです。
類語比較は、似たような単語をどのような状況で使い分けるかが乗っていて非常に役に立ちます。この情報は大好きです。(respect‥年長者・宗教上の敬意/considération‥特定の人への敬意、とかそういう類の説明)
例文、語源、類語比較等の情報が乏しいときは、品詞違い(形容詞→名詞とか)を調べたり、仏和中辞典も動員したりして情報の補強を図ります。
それでも訳出がピンとこない場合、仏英、仏仏も引っ張りだします。
仏英はたまに簡単な英単語が嵌ってイメージの形成に役立つ事もありますが、自分は基本的に英語の語彙もそんなにないので、あまり期待できません。
仏仏はあまりプラクティカルでなく率直に使い勝手が良くありません。古典からそのまま引っ張り出した例文がやたら多い印象があります。
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以上のようにして、仏語と日本語の間で1:1の丸暗記にならないよう、多面的なイメージで単語を捉えるように努めています。何となくでもイメージが掴めたらそれで確認作業は終わりです。
ここで質問内容にリンクしてくるわけですが、後はディクテで文の塊として復習するだけなので、単語としては調べたらもう何もしない、というのが回答になります。
何もしないせいか、調べてもどんどん忘れていくので、忘れる度に何度も辞書を引いて同じような例文を書いたりしています。
(追伸)
あとついでに用紙に関してですが、会社でA4の裏紙束を調達して(横領ともいう)30枚くらいで綴じて使っています。
自分のディクテはノートを作るというより、チラシの裏に落書きするというイメージが近いです。大体、2日か3日で1束消費して、終わったら読み返さないのですぐ捨てます。