とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

中間地点であらすじを知る

中間地点を少し過ぎたところ。51日で53%だから、7月中には終わるだろう。


モーパッサンは風景描写の部分が難しく、行動描写とセリフの部分は簡単で、難易度の濃淡がはっきりしている。だから進む日は凄く進むし、進まない日はあまり進まない。


ただ風景描写も書き間違えは多くなっても納得感はまだある。慣れてきたのもあるんだろうけど。


この辺簡単すぎるとすぐ飽きるのだが難しすぎても眠くなる。適度な勾配がある今の塩梅が丁度良いと思う。


そしてこの描写の精緻さこそが、話に厚みと説得力をもたらす生命線なのだと思う。逆にこういう描写がなかったら、単なるソープオペラの脚本みたいになってしまうような感じがする。


(以下ネタバレを含む)
戯れに本当に何の気なく、女の一生の日本語版のブックカバーを外したら、帯に「不貞夫&放蕩息子、夢見がちな女の人生を描くリアリズム文学傑作」と書いてあるのをみつけてしまった。


不貞夫は今、話の中で暴れているのでよく分かるが、放蕩息子はまだ話の中に出てきていない。これから出てくる息子が放蕩するのか。思いっきりネタバレしてしまった。


新潮文庫だから裏面は見ないように気をつけて買ったけど、帯に書いてあるのには気付かなかった。買うときも気付いてなかったのに今気付くか。痛恨すぎる。