とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

Science et Vie-201601

11月号の温暖化の恐怖特集、12月号のスターウォーズ特集も全然読み切れてないのだが割り切りが肝心。適当なところで切り上げて1月号に移る。





実はもう2月号が既に手元に届いてしまっていて、さらに本国では3月号が発売中。週1,2のペースでしか読めない現状、毎月発刊だと読むペースが全然追い付かない。定期購読するとか馬鹿じゃないのか。


まだあまり読んでないけど備忘録として。
・(11月のパリのテロを受けて)人間は恐怖体験のトラウマを克服できるのか?最終的には打ち勝つだろうとの楽観的な観測。
・DNA(フランス語でADN)を切り張りして改変できる時代に。色々な分野に応用が利く夢の技術だが倫理的に大丈夫か。
ブラックホール特集。フランス語だと"TROUS NOIRS"。理論、確認の時代を経て、これからは直接観察できる時代になると。
・女性版のバイアグラがとうとう製品化。単純にエレクトさせるだけで良い男性とは体の仕組みが違うから色々と大変みたい。
等々。


面白いのが読書からの質問に専門家が答えるコーナー。考えたこともないような素朴な問いが面白い。
・右から左に文字を書くアラビア語圏は左利きが多いの?
 →否。むしろ逆。西洋では10%だがイスラム圏では7%くらいしかいない。左利きを好むようになる遺伝子は西欧から極東に向かうにつれ減っていき、日本は4%で最少だと。
・オジギソウは、触れられた時にどういうメカニズムで身を屈めるの?
 →電気信号が流れて、葉脈を通じて葉の中の水分を葉の根元に集めて膨らませることによる。
・すべての生物は眠るの?
 →意識を失う睡眠という意味では否だが、意識レベルの上下という意味ではどの生物にも当てはまる。単細胞生物も定期的に活動レベルが低下する。
・ハエって何で足をこするの?
 →研究したことないけど、多分衛生のため。食べかすとかの汚れを落としているのでしょうね。


みたいな感じ。
フランス語を学びつつ、どうでも良い科学トリビアも身について一石二鳥。蓄積したトリビアは現実の交友関係の中で惜しみなく披露して早速ウザがられてやる。