とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

2017年度仏検1級1次

3年半ぶりの仏検はとうとう1級へ。準備期間25日の思いつきがどこまで通用するのか。余計なことを考えずに粛々と受けよう、自分に足りないものを教えてもらおう。覚悟を決めて会場へ。


1級は受験者数が少ない。どこで受けたか書くと、あの目つきの悪いボンクラそうな奴がそうだったのかとか、現地にいた人に思われたら嫌なので書かない。


14:00試験開始
名詞化。無理でした。もし正確な名詞を捻りだせたとしても、不自然じゃない文章を作るには対策しないと。名詞化辞典とかで勉強しないとダメなんでしょうね。解答用紙部分が狭すぎて文章が書きづらい鬱陶しさ。


多義語。全然分かりませんでした。適当に書いたら1つ奇跡的に合ってた。


前置詞。ヤマ勘でなんとか2つ合わせる。イディオムも何もやってないもんな。無理に決まってる。


時事用語。ここも何もやってないから分かんない。幹細胞だけ分かったのは科学雑誌を読んでたお陰。まぁここは1つ1点だし。


動詞活用。3つ合ってた。対策本読んで、ジェロンディフ、受身、過去完了、接続法、条件法の探索網を強化する事が重要と感じていた。


長文完成。ボキャが滅茶苦茶難しかった。時間かけて何回も読んだが2つしか合わなかった。


長文正誤。文意自体は理解しやすかったが1つ間違えた。設問が紛らわしい。


内容要約。内容は分かったけど設問が理解し難くて、解答と自分の書いた内容が全然違くてがっかり。


和文仏訳。赤ん坊の泣き声がどうとか出来損ないのエッセーみたいな変な日本語を仏訳する。適当に書いたけど絶対点取れてない。


(休憩を挟む)


書取。牛乳の消費量がどうとか。最初何個か間違えたけど、そんなに難しくなかった。大体できた。コンクールドディクテの上級の方が難しいと思う。


聞取記述。ディクテが終わると集中力が切れる上、構えすぎて失敗した。あまり出来ず。準1級時代も苦戦した想い出。この設問は本当に苦手。


聞取選択。こっちは逆にもの凄く簡単だった。2級レベル。全部合ってた。


・・
詳しくは正確な点が出てから。点数は記述部分も多いのでよく分からんけど70点程度と思われる。(合格点は毎年90点弱くらい。)


自分が1級レベルにあるのは書取だけ。あとは満遍なく足りなかった。特に名詞化作文と和文仏訳は厳しい。1級ではここが出来ないと、その時点で32点失うことになるのでかなり厳しい。克服するためには相当長時間根気よく、メンター付けて勉強しないとダメだろうな。独学ではもう無理だろう。


・・
それとこのレベルになると、毎日勉強とか演習とか実地経験を真面目に積むのは当たり前で、その量、質、方向の全てを資格にマッチさせて、そしてさらにその上で個別の試験対策を積まないといけない。
今まで実質ディクテだけで攻め潰してきたので、その辺、自分のメソッドに驕りがあったんだと思う。


・・それでも良い刺激になった。鼻っ柱を思いっきりへし折ってくれて感謝している。今は折られた後の出血が酷過ぎて朦朧としているが、時が癒してくれるはず。


取り敢えず明日からまた雑誌をユルユル読む。ガイド試験の一般常識対策も考え始めないと。こっちは受かりたい。


(追記)
結果出ました。
polala.hatenadiary.jp