とにかくフランス語を勉強する

フランス語をダラダラ勉強するダメリーマンの記録。通訳案内士資格に挑戦中。口述試験も終わりました。

ゾラの世界に浸る

居酒屋(⇒)を読み始めて1週間。
今は資格対策から解放されて気楽だ。毎朝少しずつゾラの文章を読み進むのが楽しい。(ただ、この営みがずっと続くとそれはそれで刺激がなくなってきて資格受験の刺激が懐かしくなるんだろうけども。)


語学学習の楽しみ方って色々あるだろうけど、自分は名著を原典で読み解くのが一番かもしれない。訳文では絶対に味わえない生々しく湿った刺激を直に味わえる悦びは何にも代えがたいもの。。


居酒屋(Assommoir)。
ルーゴン・マッカール叢書という、ゾラのライフワークとして名高い20冊の文学シリーズの作品群の7作品目。彼の出世作になる。


自分が2年前にディクテしたジェルミナル(Germinal)(これはルーゴン・マッカール叢書の13作品目)の1世代前の話で、主人公のジェルヴェーズという女性は、ジェルミナルの主人公だったエチエンヌのお母さんにあたる。


居酒屋の中にも、幼少時代のエチエンヌが登場してきている。それだけで、ジェルミナルで見たエチエンヌの躍動が思い出されて胸が熱くなった。お前は乙女か。
でも、あの作品の書取を半年続けて色々な感情の揺らぎを経験させてもらったこと、あれは本当に貴重な体験だった。今でもジェルミナルの思い出は脳に焼き付いている、と言うか、へばりついている。
取り敢えず今はゾラの世界に浸りたい。