とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

2017年度第23回メンタルヘルスマネジメント検定2種結果とまとめ



この日(⇒)の試験結果と合格証(というかペラペラのカード)が郵送で到着。74点。合格点が70点なので薄氷の合格だった。自己採点で多分受かっているだろうとは思っていたが、結果を知って安堵した。


合格率は51%。前回春が67%だから、かなり下がったな。秋はいつも低い。自分は直前の過去問漬けで何とか合格基準点に滑り込んだ。一応テキストを事前に読んでいたとは言え、問題演習については実質2日前からの詰め込みだったから本当に厳しかった。


対策について。公式テキストと問題集1冊ずつ。




公式テキスト。同資格の根幹というか絶対的な存在。自分は問題演習とか考えずに一通り読んだけど、手続きの話の部分とかは退屈できつかった。全体的にポイントがぼやけていて要点をまとめづらいのも辛い。通読の効果はどれくらいあったろうか。




過去問題集。第3版時代の過去問の寄せ集めだけど、解説は第4版にも対応している。抽出問題は頻度重視で優しい汎用的な問題が中心。過去問をやり込めば合格基準点の70点は何とかなるかなと思ってたけど、合格率が低い秋の試験は、テキストをしっかり読んでおかないと解けない篩い落とし問題も多く散りばめられていて、これだけで出題範囲を網羅するのは厳しいと思った。




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出題傾向。重箱の隅をつつくような篩い落とし問題と、過去問そっくりで点を取りやすいサービス問題の落差が激しく、対策が立てにくい。


この辺、大阪商工会議所(=胴元)が開催する1日講習みたいなものに参加すれば勘どころも掴みやすくなるのだろうな(自分は絶対に行かない)。


あと自分は衛生管理者で、ストレスチェック実務にも従事しているので、最後は、その実務の蓄積で押し切れた部分もあった(それでこの点数?とか言うな)。実務ゼロから受験される方はかなり大変でしょうね。


メンタルヘルス検定2種というのは、この業界では尾根の、それも表層的な部分の資格で、もっと究めようとすると同試験の1種とか、臨床心理士とか、シニアカウンセラーとか、キャリア・コンサルティング技能士とか、産業カウンセラーとか、色々な方向の実務技能資格が広がっていて、それぞれ究めようとすると、かなりの困難を伴う。


自分の場合、会社の一担当者に過ぎないので、メンタルヘルスの実務的には衛生管理者とメンタルヘルス検定2種の合わせ技くらいで充分だろう。救護は救急隊員に任せて、自分は非常救護処置と119のダイヤルのかけ方を覚えておけば良いんだ。


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これで衛生シリーズは終わり。勉強量は全然足りなかったけど、色々タメになった。業務に活かしていきたい。


もう特に受けたい業務資格もないけど、自分の星座を広げていくのは大事なこと。次は司法試験か公認会計士か日本城郭検定か、何になるのか分からないけど、もし何か面白そうなものがあったら面倒くさがらずにトライしてみよう。