とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

2018年度通訳案内士筆記試験

というわけで試験日。もう3回目だし深く考えない。粛々と受けるだけ。


阪急民の自分は洛西口駅から東に6キロ、会場の龍谷大学若草キャンパスまで歩いて向かおうと考えていたのだが、朝8時に家を出る時点でもう日差しが予想よりきつかったので、諦めて地下鉄十条経由で会場へ向かう。


フランス語 10:00−12:00
和文仏訳、仏文和訳、自由作文中心の問題構成で2時間みっちり。分量が多すぎて本当に疲労。全部埋め終わったのは試験終了5分前だった。


仏文和訳は2年前受けた時より分量が多く、出典も全部フランス語雑誌によるものになって難易度も相応に高く感じられたが、日本に関する記事ばかり選んであるところに出題者の苦労が偲ばれた。自分は大過なくこなす。L'ObsとかL'expressとか雑誌をたくさん読んでいてよかったな。


仏文和訳は、針供養の紹介と美術館マナーの問題に関するもの。難しかったけど一通り一応書いた。書くべき分量の割に回答欄が足りないのを何とかして欲しい。


自由作文は、帰省ラッシュ土用の丑の日御朱印集めについて紹介するもの。あまり時間ないので適当に書きなぐる。最後はグロッキーに。


通訳案内士のフランス語試験は、勉強しないと解けないけれども仏検のような奇をてらった問題は出ないという意味で安心感と爽快感がある。良問だと思った。(お前は何様だ)


記述式なので結果はまだ分からない。和文仏訳、作文は、2年前よりはかなり書けたかなという実感はあるし(文法は酷いままだけど)、多分大丈夫だと思うんだけど。。採点者が自分の汚い筆記体にキレないことを祈る。




通訳案内の実務 13:30−13:50 43点
合格基準点30点。過去問のない未知の試験対策をする不安もあり、直前に真面目に勉強した。


出題はかなりオーソドックス。5〜6時間かけて観光庁のテキストを一通りまとめれば何とかなる。法規の割合が予想より多かった。法務、旅行等の隣接領域の業務心得がある人はかなり有利だろうなという感じ。


3つ間違えたけど順当に通過。今年の難易度なら6割獲得はそんなに難しくないと思うが、この試験は年によってコロコロ難易度が変わるからな。。




日本地理 14:20−15:00 81点
合格基準点70点。満遍なく各地域から出題されていた。簡単な問題と難しい問題の落差が激しい。その露骨に難しい篩い落とし問題(軽井沢関係とか柿田川とか)をいくつか落とすが、西日本はほぼパーフェクトにこなす。しまなみ海道の問題が出題されて嬉しかったが、説明文にサイクリストの聖地とか書かれていて憤慨。あそこは歩くところなんだよ!

・・これも順当に通過。




日本歴史 15:30−16:10 72点
合格基準点70点。油断してた。すごく難しかった。
正答確認問題は、正答となる文章自体が難しく単独で断定できない問題ばかり、誤答消去法でしか答えを導き出せない問題が多くて戸惑った。文化史が思ったより出題されなかった上、いくつか出て来た年次順番問題をことごとく外し、点数がどんどん削られていく。。自分の知識を楽観視し過ぎて殆ど対策していなかったツケ。まぁ結果的に何とか70点台で踏みとどまって安堵。これは平均点落ちそうで合格基準点に調整入るんじゃないかなあ(無責任な事言えないけども)。




・・ということで多分4つ全部受かったはず。今年も2次対策へ向かう。


個人レッスンのスパルタ先生が9月いっぱいまで関西にいてくれるというので、滞在期間ギリギリまで面倒を見てもらうことになった。