自分の住んでいる大阪でも先週に緊急事態宣言が出て、職場も在宅と出勤の交代制勤務に移行したので、色々とバタバタ大変な状況だけど、勉強は毎日少しずつ進めている。
今は、この本の直説法の時制を一通りなぞったところ。
自分が今まで馴染んできたフランス語の単純未来、複合過去、半過去、単純過去などの直説法の各時制に相当する(近い)ものは、イタリア語にもそれぞれあって、概念的には対照して覚えやすい。
けど、活用自体がまだまだ全然頭に入ってない。例外動詞もそんなにないのにな。。
取り敢えずは、この文法書を読んで書いて練習問題を解くという行為に専念して、徐々に徐々に染み込んでいくのを待つしかない。
何の捻りもない凡人メソッドだけど、語学に近道なし、焦らずじっくりとこの本に頼って進めていきたい。
・・この本は何といっても分厚いのが良いし、その分解説も丁寧だし、巻末に簡易辞書もあるし、演習や章頭に出てくる中文、長文もペーソスやユーモアがあって面白いし、途中に読ませるトピックやコラムも多くて、丁寧に作られてますね。(自分は決して大阪大学出版会の回し者ではありません)
例えばコーヒーブレークとして、各都市のイタリア人の性格のステレオタイプを紐づける問題なんかは面白かった。訳してみる。
問題)以下の都市とそこに住む人のステレオタイプを紐づけてみてください。
地域(カッコ内はそこに住む人の呼び方)
A)ジェノバ(ジェノベージ)
B)ローマ(ロマーニ)
C)ミラン(ミラネージ)
D)シチリア(シチリアーニ)
E)サルデーニャ(サルディ)
F)ヴェネツィア(ヴェネツィアーニ)
G)ナポリ(ナポレターニ)
1)仕事が全てで常に焦っている
2)大酒飲みで運転が荒い
3)ケチで商い上手
4)ナイスガイだけど怠惰で働かない
5)いつも明るくその日暮らし、信号守らない
6)嫉妬心が強く家族想い
7)優しいけど少し頑固
全都市が4)に当てはまるんじゃないかと思ってたけど(偏見)、都市によって全然違うんですね。うーん分からん・・答えはまた別途。
日本だとこういうのは難しいかな。大阪だと、ガメつくて人懐っこい、あたりに落ち着くんでしょうが。。