下記のエントリーの続き。
3年前にお世話になったスパルタ先生の日本語習得をZoom会議で手伝おうという企画。・・だったのだが、実際にしてみると、まだ理解を助けるとかそういうレベルではなかった。
先生のレベルは、検定試験で言えば7級くらい。勉強開始から1か月、週1の座学レッスンなら仕方ないですね。
テキストを映写してもらって、簡単な挨拶のロールプレイの復習を付き合っただけ。本当にお義理程度のヘルパーでした。
まぁでも、あれだけ厳しく理路整然と他人を躾けられる先生だから、自ずと進んでいけるでしょう。これからも要望に沿って手助けしてあげられたら。
・・その後はずっと雑談。互いの近況をフランス語で共有出来て面白かった。
けど相変わらず、時々発作のように言葉にウーウー詰まってノッキングを起こす自分。見かねた先生からズバっと痛烈な連打を浴びる。
「あなたは、語彙はたくさんあるのに、相変わらず型が持てていないですね。いつも一から言葉を探している。得意パターンを作れば、もっと簡単に話せるのに。」
「あなたは、自分でわざわざコミュニケーションを難しくしている。接続法を使う必要もない。文を無理して繋げる必要もない。一語だけで示せる言葉もある。頭の中に目録(?)を持てば良いのに。」
「この問題点は、私のレッスン中も最後まで治らなかった。他の先生に習っても治らなかった?それなら、あなたの考え方に原因があるんだと思う。だから・・」
最後は言外に、(だからフランス語の通訳案内士試験受からなかったんじゃないの・・)って言われているような気がした。
和やかな雰囲気の中でいきなり斬り付けられたのでダメージ大きく、グサーっときた。そういえば、こういう先生だったな。。先生はいつまで経っても先生なんだ。こういう時まで妥協せず誠実な先生の態度が嬉しくて、最後は何故だか笑ってしまった。
・・
この弱点については、他の先生からも似たようなことを言われたことがある。
コミュニケーションに関して、独学中心で納得的な学習メソッドが見つからなかったこと、一貫した体系的な教育を受けて来なかったこと、実地経験が乏しいことなど、色々な理由があるとは思う。
あと、他の言語を極めた経験がないのもあるかな。例えばフランス語だと、英語を極めてから移行する人が多いけど、その場合は英語で培った学習メソッドを横展開できるメリットがある。自分の場合、英語は中途半端なまま飽きて止めてしまったから。。
何か解決策や有効な練習法があるようで、良く分からない。そんな状態がずっと続いています。