とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

ディクテとデッタトゥーラは違う

イタリア語に本格参入してもう半年になる。

 

今は仕事もプライベートも忙しい上に、個人情報保護士の試験勉強もあるけど、毎日何とかイタリア語学習の時間も確保できている。

先にある到達目標(まだ言えない)に向けて、もう少しだけ続けてみます。

 

 CD2枚付 改訂版 耳が喜ぶイタリア語 リスニング体得トレーニング

 

今日でこの本もステップ2(強化訓練)の40文書も終了、明日から最後のステップ3(ステップアップ)に入る。

題材がイタリアづくしで胸やけ気味だけど、残り20文書、ゴールが見えて来たし何とか完走したい。

ステップ2になってから時制が若干複雑になったけど、まだ文法的にはそんなに難しくなく、復習の書取をしていても詰まる部分はなかった。

長年学習してきたフランス語のバックボーンが進歩を支えてくれてる部分もあると思う(自分で言うと恥ずかしい。)

 

 

・・イタリア語の書き取りについて。

フランス語には、同音異義語(日本人が聞き分けにくい類似系も含む)や黙字が多く、書取作業において隠れた(読まれない)部分を推理する要素があるのは既知の話。

それに対しイタリア語は、①文字と発語が原則的に一致し黙字がない、②整数一致によって発音が規則的に変化する、③同音異義語がフランス語ほど存在しない、という特性がある。

そのためか、イタリア語は書取をしていても、聴解情報の解読(デコード)に必要な要素が減って語彙の確認作業の意味合いが強くなる感じがする。

まぁ、もっと難しい文書を書き取るようになると、違う感想になるのかもしれないけども。

・・ちなみに書き取り、フランス語ではDictée(ディクテ)と読むのに対し、イタリア語ではDettatura(デッタトゥーラ)と読みます。

ディクテはフランス語の特性に根付いた至高の学習法だったけど、デッタトゥーラはどうかなぁ。

 

(2021/12/23追記 イタリア語でも書取は面白いし有効だと思いました)