とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

弾んで踊るイタリア文学に心ときめかす

 

 

先週から読み始めたイタリア語名作短編集。

最初の2つの作品、”Trottolina”(こま娘)と、”La traversata dei vecchietti"(道路を渡るおじいちゃんたち”)を読み終えた。

前のエントリーでかっこつけて離陸するとか銘打ったけど、簡単には安定軌道に入りません。。文章が予想以上に難しい。

今まで読んできた耳が喜ぶイタリア語とか、Euronewsのような非ネイティブ対応の文章とはレベルが違う。

遠過去が、接続法が、ジェルンディオ(フランス語でいうジェロンディフ)が、そして倒置が、文章の中で自由自在に躍動している。

文をつなぐ接続詞が極力省かれた上、主語もあまりないので、散文というか詩みたいに話が綴られていく感覚が、フランス語のそれとは違う感じ。

これこそが自分のイメージしてきた、あの弾んで踊るようなイタリア語なんだ!と勝手に得心しました。

 

・・色々なことを調べながら進むので進度はかなり遅い。けど楽しい。本当に楽しい。難しいのが楽しい。間違いなくドーパミン)が出てる。

やっぱり文学を読み解く学習スタイルは自分の嗜好に合ってるんだろうな。しばらく続けてみます。