小説の世界に入ると、新しく目にする単語が難しく高尚なものになってきて、新しい悩みが出てくる。語源をどう確認するかということ。
電子辞書に収録した伊和中辞典(⇒)も、スマホに入れたフリー仏伊辞典もよくできてるけど、単語の語源が殆ど載っていないのは不満。
フランス語のときは、カシオのExword収録のロベール仏和大辞典(小学館)が詳しくて、例えば、
Polémique(論争、論戦)・・・(ギリシア語)polemikós戦争に関する←pólemos戦い、戦争
みたいな感じで、ラテン語、ギリシャ語からの変遷を中心に、どのような形で単語が形成されたか書いてあって面白かった。(以前に少しだけ確認作業の部分を紹介しています(⇒))
こんなの別に覚える必要はないと思うけれども、トリビアを目にして書き綴っておくだけでも、単語を脳に定着するための引っ掛かりが違うのは感じていた。
・・簡単に妥協しては駄目だ。Dizionario Etimologico(語源辞典)を確認してみた。
Dizionario Etimologico
https://www.etimo.it/
グーグルで探すと一番上に出てくる。スマホのアプリもあった。ペーパーをそのままスキャンしている構成だけど、右端がよく切れていることがある。説明分かり難い。ちょっと現用にはきつい(※全て個人の感想です)
Dizionario etimologico della lingua italiana
2010年発刊のペーパーバック辞典。一番安いので11000円程度。ちょっと高い。CD-ROMがついているけどデータをスマホに取り込めるかな?INDEXがどんな感じが分からないと手を出せない。
L'etimologico minore. Dizionario etimologico della lingua italiana
これは1,400ページ越え。なかなか厚手ですね。
・・オンライン型でいいものがないか探してみます。