本当に馬鹿なことを始めてしまった。出たしから予想以上に厳しかった。
単語も文節も難しいのは覚悟していました。けどまず話に入るまでの導入がしんどかった。
冒頭、風景描写が長い。コモ湖畔がどうとか、山の稜線がどうとか、そんな描写がダラダラと続いて、それを抜けるのに3日。
その後、当時の社会背景を示す法令(もどき)の解説が続く。勿体付けた感じでクドクドと続いて、これも抜けるのに3日。
結局、最初のセリフが出てきたのが、書取を始めて7日目。そこからもずっとモチャモチャっと消化不良な展開が続いて・・ここら辺は本当に長かった。
・・でも15日目に2章に入って、主人公が登場して物語が小気味よく動き出してからは、急に色々な事が捗るのを感じた。やっと一息入った。。
もちろん単語レベルはかなり高く、トスカーナ方言は、今のイタリア共通語と少し違っていて、単語の綴りや縮約の仕方が違うこともしばしば。辞書に聞いても分からんことも・・。
それでもたまに音が直感的に理解できて、意味がズトン!とストレートに五感に染み込んで来ることもある。すごく気持ちいい。
・・もっとこの快感を浴びられるように熟達したい。3章までやるって最初に書いたけど5章まで延長しようと思います。
でもそろそろイタリア語検定にどう対処するかも決めないと。検討エントリーを書こう。