とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

流刑(Il carcere)を書写する

イタリア語小説の読解シリーズ第二弾として「流刑(Il carcere)」を選びます。

第一弾の「美しい夏(La Bella Estate)」が望外に良かったので、またパヴェーゼを選びました。

今回は、パヴェーゼ自身がムッソリーニ政権下で体験した、イタリア本土最南端の街ブランカレオーネ(Brancaleone)での流刑体験を描いた自伝的な話らしいです。

岩波文庫の紹介文は以下。

ファシズム活動の理由で逮捕されたパヴェーゼ(1908-50)が南イタリアの僻村に流刑されたときの体験を色濃く映した自伝的小説.背後に峨々たる山々が聳え立ち,眼前には渺々たるイオニア海が広がる逃げ道なしの自然の牢獄.その中で築かれた村びとたちとの静かで穏やかな交流の日々を背景に,流刑囚の孤独な暗い心の裡を描き出す.

 

(流刑になった場所は↓)


どんな話になるのか全く想像ができないけど、日本語訳のロジックに納得するまで齧りつくこと、毎日続けること、進度を焦らないことをポリシーにダラダラ進めていきます。

所要期間は1カ月ほど。2月中に終わるかどうかくらい。

 

(追記)

1ヶ月かけて全行程踏破しました。