小説をディクテしていると、日々流れていくニュースとは、単語の分野が全然違うし、話法、時制のパターンも異なるので、また違った経験が出来て面白いことに改めて気付く。
あと何と言っても毎日話が予想しない方向に進み転んでいく事。ニュースは見出しで展開が予測できてしまう事が多いから、それよりは遥かに好奇心が刺激されて楽しい。
で、Amazonを色々漁ってたら、今取り組んでいる異邦人以外で、カミュの他の小説でディクテできそうなものを発見。
ペスト。
異邦人ほどじゃないけど有名な作品みたいだ。知らなかった。Amazonでもたくさん感想が投稿されていて評価高いですね。内容が分かってしまうのが嫌なので読まないけど。
でも仏語版、日本語版、CDの3点セットだと重装備だなあ。日本語版で476ページだから、かなりのボリュームになる。CDはMP3による収録で、総収録時間は9時間半だそうで・・自分が今まで1年半でディクテした総量を越えるじゃないか。
異邦人が2時間50分で4ヶ月計画くらいでやっているから、これを全部ディクテしたら1年は簡単に過ぎてしまう。
さすがにそんな勇気はありません。