とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

墓泥棒と失われた女神(La chimera)を見る

有休を取りました。

梅田に出て、初めてのカフェで小説を読んだり、献血をしたり、整体に行ったり、気ままにダラーっと一日を過ごして。。

 

そろそろ帰ろうか、でもまだ早いかな・・

 

・・ふと映画でも見ようかと思い立ちました。

調べたら、テアトル梅田(旧シネリーブル梅田)で、イタリア映画が上映されているとのこと。

タイトルは『墓泥棒と失われた女神』。イタリア語の原題は”Chimera”(キメラと読む)。

キメラというのは合成された化け物という意味もあるけど(ドラクエでお馴染み)、ここでは「幻想」とか「架空の夢」という意味ですね。

 

 

≪幻想≫を追い求める墓泥棒たちの数奇な物語

80年代、イタリア・トスカーナ地方の田舎町。忘れられない恋人の影を追う、考古学愛好家のアーサー。彼は紀元前に繁栄した古代エトルリア人の墓をなぜか発見できる特殊能力を持っている。墓泥棒の仲間たちと掘り出した埋葬品を売りさばいては日銭を稼ぐ日々。ある日、稀少な価値を持つ美しい女神像を発見したことで、闇のアート市場をも巻き込んだ騒動に発展していく...。

 

早速見てきました。130分の長丁場でしたが、良かったです。

詩的で幻想的な雰囲気で、理解するより感じろという映画なんだなという心構えはすぐに出来ました。

何より映像が良かったです。トスカーナ地方の田園、樹林、駅跡や、車窓からの景色などの明の部分と、墓や廃屋の暗の部分のコントラストが何とも印象的でした。

セリフはぶつ切りなものが多かったですが、スラング含めて、今の自分レベルでもかなりの部分まで理解できました。

あと主人公が英語圏の国の出身という設定なので、途中で言い間違えを直されたり、ジェスチャーを理解して使うシーンなどは、イタリア語学習者的に面白かったですね。

英語も結構な頻度でスパイスのように出てきますが、そこは違和感なく聞けました。

 

・・お陰様で充電できました。また機会を見て、イタリアやフランスの映画を味わいたいなと思います。

スカイビルは梅田から少し歩くから面倒くさいけど・・

馬名でローマ神話の神々を覚える

ギリシャ神話の神々を調べたら、ローマ神話の神々に関連した馬名も結構多かったので挙げてみます。

 

※1 たくさん確認漏れがあります。しばらくは一般名詞、形容詞、動詞を中心に少しずつ足していけたら。

※2 冠名付きの馬は含みません。

※3 JRA・地方登録馬を含みますが、70年代以前の登録馬および、海外の登録馬は含みません。そこまでカウントするとキリがないため。

※4 カタカナの当て方が独特な馬もいますが、馬主さんの選択なので大目に見てください。

※5 ★はGⅠ競争の勝利馬、☆はGⅡ、GⅢ競争の勝利馬(いずれも海外、交流競走含む)を指します。

 

アウローラ(Aurora,1986)・・曙の女神。ギリシア神話のエーオースと同一視される。知性の光、創造性の光が到来する時のシンボル。転じて、同じ語がオーロラのことを指すようにもなった。

アドラヌス(Adranus,2019)・・火の神。ギリシア神話ヘーパイストスに相当する。

ヴイクトーリア(Victoria,2016)・・勝利の女神ラテン語で「勝利」を意味し、ギリシア神話の女神ニーケーに対応する。戦争の女神ベローナと関連付けられることが多い。

ヴルカヌス(Vulcānus,2021)・・火の神。ギリシア神話の鍛冶神ヘーパイストスと同一視される。

クピド(Cupido,2012)・・愛の神。恋の矢(クピドの矢)を撃つ気紛れな幼児として描かれる。

ケレス(Ceres,2020)・・豊穣、農耕、穀物の女神。ギリシア神話デーメーテールに対応する。

ストレヌア(Strenua,2014)・・新年、浄化、健康、力の女神。語源はローマ人の新年の贈り物の交換の習慣であるストレナという単語に因る。

ディアーナ(Diāna,1984)・・狩猟、貞節と月の女神。ギリシア神話のアルテミスに対応する。

ディスコルディア(Discordia,2012)・・争いの女神。ギリシア神話のエリスに対応する。

ディーコンセンテス(Dii Consentes,2018)・・12人の最高神の総称。ギリシア神話のオリュンポス十二神と対応する。ユーピテル大神を含む6人の男神と6人の女神に組成される。

パークス(Pax,2016)・・平和と秩序の女神。豊かさの象徴であり悪霊を追い払う効果があるとされるオリーブの枝を手に持つ。ギリシア神話の女神ホーライ3姉妹のエイレーネーに対応する。

フェブルウス(Februus,2020)・・月の神。 古代ローマにおいて、毎年2月に執り行われた慰霊祭フェブルアーリア (Februalia) の主神で、2月を意味するラテン語のFebruarius、英語のFebruaryなどの語源となった。

ブボナ(Bubona,2012)・・馬、牛など畜産の女神。

プロセルピナ(Proserpine,2012)・・春の女神、あるいは冥府の女王。ギリシア神話のペルセポネーに対応する。

ボナデア(Bona Dea,2015)・・豊穣、治癒、処女性の女神。古代ローマで女性だけが参加できる密儀の主神として祀られた。

マーウォルス(Māvors,2022)・・戦、農耕の神。マルスの元の名前。

メルクリオス(Mercurius,1998)・・商業、旅人の神。語源はラテン語のmerces(商品・財貨)に関係するとも言われる。

ミネルバ(Minerva,2017)・・音楽・詩・医学・知恵・商業・製織・工芸・魔術を司る女神。神話上では、フルートの発明者とされ、ギリシャ神話のアテーナーに対応する。

ユースティティア(Jūstitia,2020)・・正義を司る女神。西欧の裁判所を中心に、天秤と剣を手に目隠しをした像が置いてあることが多い。

ユーピテル(Juppiter,2020)・・ローマ神話の主神で最高位の女神であるユーノーの夫。ギリシャ神話のゼウスに対応する。

ルペルクス(Lupercus,2021)・・豊穣の神。原義は「狼を遠ざける者」

仏検協会の2024/3期の情報公開を見る(仏検は死なず)

去年、こんな記事を挙げました。

 

今年も2024/3期の情報公開()が上がっていました。早速のぞき見してみます。

いつまで仏検に拘ってるんだよという感じですが、自分にとって仏検尊い思い出の塊だし、協会にはいつまでも頑張っていて欲しいのです。

ついに試験を中断するに至ったイタリア語検定協会()のような心配もありますしね。去年の数字と比較してみます。

 

 

1)事業報告書(2023年度)

2023年度の主要数値は以下の通りです。カッコ内は2022年度の数字です。比較してみました。

年間受験者数・・18,507人(昨年18,877人)。コロナが終わり、以前と似たような漸減傾向に戻りました。昨対比370人減、ちょうど2%減ですね。この減少率で抑えられえるならしばらくは戦えるかなと思います。

寄付金・・30.8万円(昨年227万円)。コロナ対応を理由に始まった寄付金も4年目で大幅ダウン。コロナも世間的には終わったのでこんなもんでしょう。そんな中でも寄付を続けた個人篤志家の29名の方、素晴らしいです。。

仏検公式ガイド売上部数・・2,038(昨年2,388部)。長年受験してきた受験者が買わなくなってるのはあるかもしれませんが・・しかし売れてないなあ。

 

2)正味資産増減計算書

企業で言う損益決算書(P/L)に該当するものです。

収益167百万(昨年151百万)、経費163百万(昨年168百万)で、収支は4百万の黒字(昨年17百万の赤字)でした。

大増収によって黒字回復していました。良かったです。

検定試験の大幅値上げがそのまま効いた感じです。去年に見たときはそこまで影響を織り込んで考えていませんでした。

受験者数に与えた影響は軽微だったのでしょうね。この辺、やっぱり仏検の強さを感じます。

事業費を5百万縮減していますが、外注費が増えている以外は、大きめに見積もっていたのかなと推測しています。

まだ値上げという切り札を残していたことに安心しました。

 

3)貸借対照表

上述の黒字に対応して流動資産を4百万戻しています。事業継続には何の支障もなさそうです。

 

4)収支予想書(2024年度予算)

収益165百万、支出165百万、ほぼ均衡予算で組んでいます。今年は値上げしないのかな?

受験者数減少のトレンドは織り込んでいるらしく、妥当なところなのかなと感じます。

 

5)まとめ

・去年、危惧していた収益悪化は机上の空論による杞憂でした。黒字回復していて良かったです。

・値上げに関わらず、熱心な仏検受験者の方々に支えられ、予算との乖離も少なく、手堅く運営されていました(お前は会計監査か)。

・それでも少子化内需減少の中で長期的な受験者減少のトレンドは続いていますし、値上げは何回も出来ませんから、今後どうするのか気になりますね。

・ただDALFが2万円台であることを考えると、仏検1級準1級あたりはもう少し高くても良いのかもしれませんが。。

・パリ開催の復活は難しそうです。時差もあるし運用も大変でしょうが、現地で試験を受けられるのは留学生の励みになるし、資格試験としてもステータスになるので何とか復活を望みます。

フランス語学習の最大の挑戦について振り返る

自分が今までにフランス語の学習を積み重ねてきた中での最大の挑戦は、間違いなく、フローベールの「ボヴァリー夫人」の全文の書き取り(ディクテ)に挑み、完遂したことです。

時期にして、2014年8月末から2015年3月までの話です。もう10年くらい経つんですね。早いものです。

 

2014年の春、自分は大病を患い、語学の学習もブログも休まざるを得なくなりました。

そして、その闘病の過程で、すっかりフランス語への情熱も消え失せてしまいました。

そんなある日のこと、たまたま下記の本の紹介記事を新聞の書評欄で読みました。

 

ボヴァリー夫人』を徹底的に読み抜くことによって、その「テクスト的な現実」に露呈するさまざまな問題を縦横に論じる。 歳月をこえた書き下ろし二千枚、遂に完成!

 

ボヴァリー夫人・・

高名な研究者が一生をかけて、読んで読んで読みまくって研究したくなるような小説って・・

ボヴァリー夫人」ってそんなにすごいのか??

フランスの小説であることは知っていましたが、興味が湧いてきました。

 

原書で読んでみようか・・馬鹿げたことを思いついてしまいました。

どこかで挫折するだろうなと思いつつも、フランス語の勉強の習慣を復活させ、毎日の書取に挑むことにしました。

 

・・最初は本当に難しかったです。激辛でした。

自分の当時の語彙力と解釈力(今も大したことないけど)では厳しいところばかりでした。

しばらくしんどい日が続きました。

それでも丁寧に辞書を引きつつ、少しずつ少しずつ書取を進めていきました。

 

1時間唸りながらも、訳出に納得できず、1ページも進まない日もありました。

朝のカフェで書取しながら、気を失ってしまい、会社に遅刻した日もありました。

海外出張の穴を埋めるべく、8時間ぶっ続けで書き取りし続けて、昏倒した日もありました。

 

・・気が付くと、フローベールの精緻な文体が徐々に馴染んできて、ボヴァリー夫人の世界にすっかりドリップしていました。

主人公のエマに感情移入し、一挙手一投足を夢中になって追いかけるようになっていました。

後半に入ってからは、毎日の書き取りが本当に楽しみになりました。

 

結局、最後まで辿り着くのには200日近くかかりました。

最後は何とも救いようのない結末で話は終わりました。

でもそれがむしろ痛快でした。

書き取り切った満足感と主人公エマへの惜別の念が綯交ぜになった、何とも形容しがたい感動の波みたいなものがありました。

 

今に至っても、あれほど感情を込めて毎日読み進めた作品は、他にありません。

読み終わって、もっと色々な小説を踏破したい、感動したい、脳を焼かれたいというモチベーションが湧いてきました。

そこからまた色々な小説を書き取りし続けました。

そして、それが資格試験の再挑戦や、今のイタリア語の小説購読にもつながってきています。

 

とにかく、大作の書取をやり切ったという事実が、自分に大きな自信を、大きな核を与えてくれました。

イタリア語でも、他の言語でも、いつか、こういうジリジリするような経験をしたいと思って学習を続けています。

 

(参考)

以下にボヴァリー夫人のディクテ挑戦用リンクを貼っておきますので頑張って挑んでみてください。

小説(無料)

https://fr.wikisource.org/wiki/Madame_Bovary

読み上げ素材(無料)

https://www.litteratureaudio.com/livre-audio-gratuit-mp3/gustave-flaubert-madame-bovary.html

(PCがない人は以下の動画サイトでの読み上げを活用ください)

2024年度6月産業カウンセラー学科試験

今年の上半期の大一番がやってきました。

6月4週日曜日は、産業カウンセラーの筆記試験の日です。ここまでの歩みは、以下のエントリーをご覧ください。

 

結局、試験が近づいてきても、産業カウンセラーのテキストはつまらないし、イタリア語の小説を読むのは優先したいしで、試験対策を全然積めていませんでした(ひどい)。

昨日今日と試験問題集を中心にガッツリ直前対策をしましたが、付け焼刃式で消化不良感が残ったままでした。

ギリギリまで勉強を続けて試験会場のエル・おおさか(大阪府立労働センター)に着いたのは、集合時間13時の5分前。

他の産業カウンセラー養成講座の参加メンバーとの旧交を温める暇もなく試験へ。。

 

13:20-14:50(90分) 学科試験1(正誤)

地獄の150問の正誤試験。正答8割が合格ライン、なので120問できれば合格。

正誤式なので、確率的には6割理解でも半分の確率で合格できるし、7割理解していれば99%合格できるはず。

・・って思っていたのですが楽観的過ぎましたね。本当に難しかったです。以下、感想を箇条書き。

1)カウンセリング実務は様々なカテゴリーで散発的に出題されました。問題パターンが少ないので楽に解けました。ここを取れないと話になりません。。

2)理論は学者の固有名詞含めてしっかり何周も演習しないとダメ。ロジャーズ、フロイトの理解すらアヤフヤではどうしようもありません。対策問題集だけでは無理でした。

3)法務、メンヘル実務は実務やってるから解けた問題が多数あったけど・・周辺知識の心得がない人はかなり難しいと思います。

4)「ひたすらーする」「ーするだけでよい」というような、見ただけで×だと分かるサービス問題は殆どありませんでした。Webラーニングには結構あったのにー。

 

知識系の分からない問題はいくら考えても無駄で、考えられれば解ける問題は少ないので直感でどんどん埋めていきましたが、塗り絵のなんと多いこと。。

かなりの人が試験を終えて途中退出していたけど、自分は最後までそんなことを考える余裕もありませんでした。

30問まで間違えられるけどボロボロ間違えたなぁ。取れてるかなぁ。。これは難しいんじゃないか。。呆然。

 

15:30-16:10(40分) 学科試験2(逐語五択)

15問の逐語試験。実際のカウンセリングのスクリプトを見て、カウンセラーの傾向、好ましい返答、クライエントの心情などを埋める問題。

正答率7割が合格ラインなので4問までは間違えられる計算。

対策問題集の過去問を見ると、出題年によってはクセが強く難しいのもあったので、そういう出題者に当たったら嫌だなと思ったのですが、今日は何とかなりました。

選択肢に紛らわしいものが少なく簡単でした。7割取れたと思います。

スクリプトが長く、3回のセッションからなるロングカウンセリングに対して15問の設問がある方式で、読み応えはありましたが。。

 

 

・・試験が終わってから、養成講座で出会った色々な方々と3か月ぶりの雑談。そのまま何人かと天満橋で飲んで馬鹿話を2時間以上しました。

皆、色々なことを考えながら自分の人生を生きている。講座卒業から3か月の間に色々変化した人もいる。俺も頑張らなきゃ。。

 

・・家に帰ってブログを書きながらホッと一息。

問題用紙を回収されてしまう試験のため、自己採点はできていません。

学科2の逐語試験は大丈夫だと思いますが、学科1の正誤問題がひどすぎました。準備不足でした。

自分は面接実技は免除なので、2週間後の実技試験はなく、8月19日お盆明けの合格発表を待つだけ。また結果が出たら振り返りたいと思います。

落ちたらまた来年1月に受けるだけ。

馬名でギリシャ神話の神々を覚える

ギリシャ神話の神々に関連した馬名もやたら多いので、少しずつ追加していこうと思います。

※1 たくさん確認漏れがあります。しばらくは一般名詞、形容詞、動詞を中心に少しずつ足していけたら。

※2 冠名付きの馬は含みません。ラテン語読みのものは除きます。

※3 JRA・地方登録馬を含みますが、70年代以前の登録馬および、海外の登録馬は含みません。そこまでカウントするとキリがないため。

※4 カタカナの当て方が独特な馬もいますが、馬主さんの選択なので大目に見てください。

※5 ★はGⅠ競争の勝利馬、☆はGⅡ、GⅢ競争の勝利馬(いずれも海外、交流競走含む)を指します。

 

アイオーン(Αἰών,Aeon,2017)・・永遠・永劫を象徴する神(古代ギリシア語で、時代や世紀、人の生涯というような意味が、抽象概念としての神を指す言葉に転化したもの)

アイゲウス(Αἰγεύς,Aigeus,2010)・・伝説的なアテナイ王。英雄テセウスの父。テセウスクレタ島で殺されたと早合点し、絶望のあまり海に身を投げた。以後その海は「エーゲ海」と呼ばれるようになった

アウクソー(Αὐξώ,Auxo,2020)・・美と成長を司る女神カリスの一柱

アグライア(Ἀγλαΐα,Aglaea,2018)・・典雅・優美を司る。女神。アプロディーテーの侍女である三美神カリスの一柱

アタランテ(Ἀταλάντη,Atalante,2004)・・俊足の美しい女狩人。徒競走で自分に勝つことを求婚者に求め多くの若者が落命したが、計略にかかってメラニオン(またはヒッポメネス)との競走に敗れその妻となった

アテナ(Αθηνα,Athena,2019)・・技術・学芸や戦いなどを司る女神。ゼウスの頭から武装した姿で生まれたとされる。パラス(Pallas)とも呼ばれる処女神で、英雄たちの守護者。梟を聖鳥とする。オリンポス十二神の一柱

アフロディーテ(Ἀφροδίτη,Aphrodite,2008)・・愛と美と性及び、生殖と豊穣を司る女神で、オリュンポス十二神の一柱。パリスによる三美神の審判で、最高の美神として選ばれている

アポロン(Ἀπόλλων,Apollon,2016)・・光明、医術、弓術、詩歌、音楽、預言、家畜の神。ゼウスとレトの子で女神アルテミスの双子の兄。聖地はギリシャ中部にあるデルフォイで神託の地として名高い

アリアドネ(Ἀριάδνη,Ariadone,2021)・・クレーテー王ミーノースと妃パーシパエーのあいだの娘。テセウスがクレーテー島の迷宮より脱出する手助けをしたことで知られる

アルテミス(Ἄρτεμις,Artemis,2020)・・狩猟・貞潔の女神。オリュンポス十二神の一柱。ゼウスとレトの娘とする説が一般的

アレクト(Ἀληκτώ,Alecto,2009)・・復讐の女神。ティーシポネー(殺戮の復讐者)、メガイラ(嫉妬する者)と三体の復讐の女神たちを構成する

アンテロース(Ἀντέρως,Anteros,2020)・・返愛の神。直訳すると「愛に対するもの」で、相互愛や同士愛の象徴とされた

ウラヌス(Οὐρανός,Ouranos,2020)・・天空神。世界の最初の支配者。女神ガイアの夫。神々の祖でゼウスの祖父とされる

エウロス(Εὖρος,Euros,2021)・・東方の風をつかさどる神。暖気と雨を運んでくる神と考えられており、逆さまに水をこぼしている壺の姿がモチーフ

エラトー(Ἐρατώ,Erato,2021)・・恋愛詩を司る女神。竪琴を奏でながら独唱する

オルトシア(Ορθωσία,Orthosia,2015)・・大地の繁栄を司る女神。エウポリアーとペルーサと共に、季節と秩序を司る女神ホーラを構成するとされる

ギガース(Γίγας,Gigas,2021)・・巨人(単数系)。ギガンテスの単数形

ギガンテス(Γίγαντες,Gigantes,2012)・・巨人族(複数形)。オリンポスの神々に戦いを挑んだものの、ヘラクレスを味方につけた神々に敗れ去り、各地の火山の下に埋められたとされる。英語のジャイアンツ(Giants)の語源

キュクヌス(Κύκνος,Cycnus,2021)・・「白鳥」が名前の由来。複数の人物がいるが、その多くが最終的に白鳥に変身する

クラトス(Κράτος,Kratos,2019)・・力の神。ゼウスの命令でビアーと協力してプロメーテウスを捕らえて山頂に磔にした

クロノス(Κρόνος,Kronos,2002)・・農耕の神。天空の神ウラノスと大地の女神ガイアの末子。父の王位を奪いゼウスを除く子供たちを吞み込んだが、のちに子供のゼウスに征服され、地底に幽閉された。時間の神クロノス”Chronos”は同じ発音だが別物。

セイレーン(Σειρήν,Seiren,2018)・・海の怪物。上半身は女、下半身は鳥の姿をした海の魔物。美しい歌声で船人を惑わして破滅させた。

ゼウス(Δίας,Zeus,2010)・・宇宙や天候を支配し、全知全能の他に並ぶもののない最高神。オリュンポス十二神の一柱。宇宙を焼き尽くすとされる強大な雷を武器として持つ(非常に人気の馬名でこれまでに6回登録されている)

ゼトス(Ζῆθος,Zethos,2012)・・ギリシア神話に登場する英雄。ゼウスの種によりアンチオペから生まれ、生後すぐ捨てられたが、牛飼いによって拾われて成人し、母を迫害していたリュコスとその妻ディルケを殺し、テーベの支配者となった。

ダフィネ(Δάφνη,Daphne,2020)・・精霊女神。金の矢を撃たれ自身に夢中になったアポローンの求愛から逃げるため、最後は自らの身を月桂樹に変えた。

ディオーネ(Διώνη,Dione,2020)・・天空の女神。ゼウスと交わりアフロディテを生んだとも、タンタロスと結婚してペロプスとニオベの母となったともいわれる。

テウメッサ(Τευμησσία,Teumessa,2021)・・牝の狐の怪物。決して捕まらない運命の下、生贄の子供を食らい続けたが、狙った獲物を決して逃がさない猟犬ライラプスを差し向けられ、終わらない追いかけっこの末、ゼウスに石に変えられた(本馬は逃げ馬ではないみたい)

テセウス(Θησεύς,Theseus,2018)・・ギリシャ神話の伝説的英雄。父王アイゲウスの死後、アテナイ王となり、アッティカ地方の町村を統合した。クレタ島の迷宮にひそむ怪物ミノタウロスを討ったことでも有名。

テルキーネス(Τελχῖνες,Telchines,2015)・・ロードス島の先住民である妖精の集団。半獣半人の姿をしている。冶金の術に通じクロノスの鎌を鋳造した。

テルプシコレ(Τερψιχόρη,Terpsichore,2015)・・「合唱」「舞踊」を司る、文芸の女神ムーサを構成する1柱。

ハイジア(Ὑγίεια,Hygeia,2021)・・健康の維持や衛生を司る女神。英語の「ハイジーン"Hygiene"(清潔、衛生)」の語源とされる。 

パンタソス(Φαντασός,Panthathos,2020)・・夢、非現実世界を司る神。古代ローマの詩人オウィディウスの変身物語に登場する。「ファンタジー"Fantasy"(幻想)」という言葉の語源になった。

ハーデス(Ἅιδης,Hades,2010)・・地下の国、死者の国の支配者。冥界の王。クロノスとレアの子。豊饒(ほうじょう)の女神デメテルの娘ペルセフォネを奪って妃とした。

ヒッポカンポス(Ιππόκαμπος,Hippokampos,2017)・・海神ポセイドンが乗る車を引く半馬半魚の海馬の怪物。頭と胴は馬で、魚の尾を持ち、前脚に水掻きがある。タツノオトシゴのこと。

プロクレイア(Πρόκλεια,Prokleia,2022)・・トロイアの王ラーオメドーンの娘。アポローン神の息子キュクノスと結婚し、テネース、ヘーミテアーを生んだ。

プロメテウス(ΠρομηθεύςPrometheus,2019)・・ ティーターンの一柱である男神。ゼウスの反対を押し切り、天界の火を人類に与えて文明や技術など多くの恩恵を与えた。しかし同時にゼウスの予言通り、人間はその火で武器を作り戦争を始めるに至った。

ヘスティア(Εστία,Hestia,1995)・・炉、暖炉、家庭、家族、国家の正しい秩序を司る女神で、オリュンポス十二神の一柱

ヘラクレス(Ηρακλής,Herakles,1986)・・神話の最大の英雄。幼時から種々の迫害を受けたが、長じてアルゴス王エウリュステウスに仕え、12の難事を成し遂げ、その死後に神々に列聖されたとされる

ヘリオス(Ἥλιος Helios,2016)・・太陽の神。ティタン族のヒペリオンとテイアの子。4頭立ての黄金の戦車を駆り,東から上って西に沈み,オケアノスの流れを黄金の杯に乗って戻ると考えられた

ペルセフォネ(Persephone,2012)・・冥府の女王。ゼウスとデメテルの娘。野で花を摘んでいたところを冥府の王ハデスに誘拐され、その妃となった

ヘルメース(Ἑρμῆς,Hermes,2021)・・青年神。ゼウスとアトラスの娘マイアとの子。神々の使者を務めるほか、富と幸運の神で、商業・発明・盗人・旅行者などの守護神。オリンポスの十二神の一柱

ポセイドン(Ποσειδῶν,Poseidon,2020)・・海と地震の神。オリュンポス十二神の一柱で、最高神ゼウスに次ぐ圧倒的な強さを誇る

ライラプス(Λαῖλαψ,Lailaps,2002)・・猟犬。どんな獲物でも決して逃がさないと運命によって定められていたが、決して捕まらない狐テウメッサとの終わらない追いかけっこの末、ゼウスに石に変えられた

ラオコーン(Λαοκόων,Laocoön,2013)・・トロイアアポロン神殿の祭司。トロイア戦争の末期に、ギリシャの兵士が体内に潜む巨大な木馬を怪しみ、城内に引き入れることに反対したが、女神アテナの怒りに触れ二人の息子もろとも大蛇に絞め殺された

「祭の夜」を読む

資格試験があろうがなかろうが、1日1時間の語学学習は、自分にとってライフワークであり、ある種の儀式であり、神との契約のようなもの(悪魔の呪縛とも)。

取り敢えず、またパヴェーゼを読むことにします。

これまで「美しい夏()」「流刑()」「月と篝火()」「故郷()」と読んできましたが、今度は短編集になります。

パヴェーゼの文章は訳出が難しいので、岩波文庫の日本語本も買いました。

全部で十篇あって、分量的に2か月くらいはかかりそうです。じっくり納得しながら攻略したいと思います。

 

ちなみに紹介文は以下です。

裏切りと復讐,自殺と自由,不条理な争い,暴力,弾圧,階級の差異――.均斉のとれた構造のうちに複雑な内容が秘められた,パヴェーゼ文学の原質をなす《詩・物語》全十篇.当時エイナウディ社で働いていたカルヴィーノが遺稿から編み上げた生前未発表の短篇集で,いずれの作品も詩的想像力に満ち溢れ,完成度がきわめて高い.

 

 

イタリア語検定の穴埋めを考える

・・今年のイタリア語検定の中止()を知ってから、他の資格受験について少し考えました。

自分が住んでいる大阪で受験できる資格でいうと・・

6月・12月にフェスティバルタワーのイタリア文化会館で開催される"CILS"があります。

シエナ外国人大学が実施する、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)の試験で、簡単な順にA1,A2,B1,B2,C1,C2の6段階の試験があります。

 

自分はイタリア語検定で言うと、2級受験者レベルなので、CILS基準だとB1とB2の間くらいだと思いますが、

1)受験科目は多いし(聴解、読解、文法、作文、口試の5科目あって全科目合格しないといけない)、

2)受験料は高いし(全科目合わせて2万円以上する)

3)試験時間は長いし(5科目を1日で消化するため、試験日は昼から夜まで8時間拘束される)

4)受験者数制限があって先着順だし(エントリーをかなり前に決めないといけない)

5)対策問題集は殆どないし、問題用紙持ち帰れないし、

6)ネットを漁ってもめぼしい情報がない

という条件で、真面目に受験を考えるにはハードルが高いですね。うーん。。

2024年秋季イタリア語検定の中止を知る

今年の試験日程を確認しようと、イタリア語検定のページを覗きに行ったら驚きました。

 

第59回秋季検定中止のお知らせ

誠に残念でございますが、2024年10月に予定していた第59回秋季検定は中止させていただくこととなりました。
秋の実施を目指して頑張っていただいてきた皆様、そして対策講座などでご協力いただいてきた皆様に深くお詫び申し上げます。
しばし休止期間をいただき、2025年の春季の実施に向けて抜本的な改革を断行して運営体制と経営の健全化を図ります。新体制が始動し次第、この公式サイトでお知らせいたします。
この公式サイトの更新はしばしお休みいたします。また、X(旧Twitter)と情報交換コーナー(掲示板)もしばらくの間お休みいたします。
秋季検定に向けてご準備いただいてきた皆様に、改めて深くお詫び申し上げます。(2024/5/8掲載)

 

 

おーまじか。去年落ちた秋の2級のリベンジを楽しみにしていたのに。

年末からずっとイタリアのアンチファシズム文学ばかり読んできたけど、陰でイタリア語検定の対策も考えてはいました。

有料AIをサブスクして自分のイタリア語エッセーを添削してもらおうとか、イタリアのランダムビデオチャットアプリを試そうとか、夏に菅平か酸ヶ湯あたりで強化合宿しようとか。

 

ただ正直に言うと、かなり前から、今の形でのイタリア語検定の存続はいずれ厳しくなるだろうとも思っていました。

下記エントリーにもありますが、近年の協会の財務諸表を見ると、検定収入が開催経費に対して少なすぎて、状況が深刻だったからです。

だから厳しい事を言えば、来るべき時が来たなという感覚もあります。検定関係者の方の苦労を考えると辛くなりますが・・

 

(3年前に書いた記事)

 

・・突然にイタリア語学習のモチベーション、楽しみを失ってしまいました。

どうしよ。

休戦(La tregua)を踏破する

 

イタリア文学シリーズ8作目、プリモ・レーヴィの「休戦(La tregua)」も踏破しました。35日かかりました。

アウシュヴィッツでの受難を描いた前作「これが人間か(Se questo è un uomo)()」の続編にあたります。

ソ連軍によって絶滅収容所から解放された後、ソ連領内のキャンプをたらい回しにされ続け、結局9か月後に特別列車でイタリアに戻るまでの9か月を描いた作品です。

アウシュヴィッツの生き残りの方々が、解放後にどんな形で帰還したかなんて、勿論全然知らない世界だったので、興味深く読みました。

各地で色々なルーツの色々な立場の方との交流を通じて、作者の心の回復を少しユーモラスに描いています。一種の人間観察記録でもありますね。

 

(以下、ネタバレを含む)

ですが、主題はシリアスです。

アウシュヴィッツから解放され、新しい環境に適用するのに夢中になっていたこの期間こそは、結局アウシュヴィッツのトラウマを深く考えずに済んだ「休戦」期間であって・・

無事にトリノの実家に帰って家族と再開したところで、平穏を取り戻すかと思いきや、アウシュヴィッツの悪夢が頭から離れずに(PTSD?)、苦しみ続けることを暗示して話は終わります。

 

作者の本業は科学者ですが、この後文壇に進み、数々の作品を残し、1979年にはイタリア随一の文学賞ストレーガ賞を受賞するに至ります。

文化人としても強い影響力を持っていたようですが、1987年4月、自宅マンションから飛び降り67歳で命を絶ちました(事故死説も根強いが)

自死によって作品を本当の意味で完成させてしまったのではないかと思うと、本当に心が痛みます(パヴェーゼもそんな感じでした)

 

・・

今回は日本語訳なしで読み進んだので道中しんどかったですが、どうしても分からない部分はDeeplでテキスト翻訳したら、何とかなりました。

しばらく復習しますが、懸案の産業カウンセラー筆記試験まであと4週、そろそろこっちをメインにしないと。。

 

La tregua

La tregua

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