とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

フローベール

モーパッサンは本当にシンプルで明瞭なのか調べる

フランス文学の話。 面白い論説を見つけたので紹介します。執筆者はモーパッサン愛好会の方です。 モーパッサンの語彙に関する量的研究 Une étude quantitative du vocabulaire de Maupassant 内容は「モーパッサンの文章は本当にシンプルで明瞭なのか?」と…

ボヴァリー夫人とパン屋を見る

7/11(土)公開 『ボヴァリー夫人とパン屋』 予告篇 表題の作品を見てきた。ボヴァリー夫人は、去年の8月から今年の3月まで半年以上の間、書取に取り組んだ思い入れのある小説。 ボヴァリー夫人友の会会員として、オマージュ作品はしっかり見るべきだろう…

さらにボヴァリー夫人

「ボヴァリー夫人とパン屋」の上映映画館とスケジュールが公開されていた。全国で9館か・・ http://www.boverytopanya.com/theater.html 関西では8月1日(土)からテアトル梅田で上映するらしい。茶屋町のロフト地下のところだな。見に行くか。 あと6月…

ボヴァリー夫人再び

久しぶりに見たい映画が出てきた。 『ボヴァリー夫人とパン屋』予告編 本当に明朗で分かりやすいフランス語だ。これくらいゆっくり話してくれるとさすがに良く分かる。 ボヴァリー夫人は何回か映画化されているか、その世界観を下敷きにした新しい話。7月上…

ボヴァリー夫人書取終了

件の書取、昨日の時点であと4ページのところまで来ていた。今日で終わらせたい。中途半端な所で終わるのは嫌なので、少し余裕を取るべく普段より30分早く6時40分にカフェへ。 キタのチェーン系カフェは殆ど平日は7時開店なのだが、堂島のプロントは6…

ラストスパートしない

件の書取も今日から第3章11節、最終節に突入。ここの分量が23分。もうすぐ終わる・・。 始めた頃は無謀な挑戦を始めてしまったと思ってたけど、人間、大概の事には慣れるもの。 こんな効率の悪い馬鹿な事やって何になるのかという、「そもそも論」に悶…

だから焦るなと・・

早起きが辛いのは寒い時よりむしろ少し温かくなった時。春眠暁を覚えず、今日は電車を二本遅らせてしまった。 朝7時30分。某所のベローチェへ。普段より30分遅れて少し焦っていたのだろうな。いきなりアイスコーヒーを電子辞書の上にぶちまけた・・。 …

あと3週間

件の書取、残りの読上げ時間量でいうと80分くらいまで来た。あと3週間くらいで終わる筈。普段は目標など定めないのだが、早く終わらせたいから〆日を決める。3月14日の土曜日までに終わらせる。

書き取りを困難にする何か

フローベールの文章は、情景描写の部分が長くて、細かい描写を分詞構文の形で後置修飾する形が多い。それも並列の形でいくつも続いたり、尾を引いたりして、書き取りを非常に困難にする。 これは小説に多い表現法で、カミュやサンテックスにもあったけど、あ…

長い

長い。件の書取が。 ディクテで1つの小説を読む続ける期間の限界って長く見積もっても3ヶ月くらいじゃないかと思う。文庫版のページにしたら250ページくらい? ボヴァリー夫人は500ページもあるけど5ヶ月も経つと序盤の細かい筋をかなり忘れてるし…

もう意地だけ

ボヴァリー夫人の書取は今日で148日目。やっと4分の3くらい。 最終3章は11節まであって、現在5節を進めているのだが、5節〜8節の読上げそれぞれが30分を超える塊となって横たわっていて合計では150分にも及ぶ。長すぎだよ・・これだけで40…

ルーアン大聖堂弾丸ツアー計画

ボヴァリー夫人はフランス北部の架空の田舎街が舞台だが、近郊の都市ルーアンは何度も実名で出てきた。観光都市として有名で、著者フローベールの出身地でもある。 この都市、イメージがあまりなかったのだが、本を読み進むと、凄く大きくて賑やかな印象を受…

絶望的な長さに悶える2

少し間が空いてしまったが別に書く事ないし仕方ない。 今年は年末年始も件の書取を続けた。進みが遅いから。今日でやっと第2章が終わった。もう5ヶ月目なのにな。 やたらと理屈っぽい長ゼリフを吐く登場人物が居て、そいつがベラベラ喋りだすと本当にイラ…

2014年も終わり

2014年も終わり。途中、数か月中断したけど復帰してボヴァリー夫人の書き取りを始めてここまでは何とか続いた。多分3月くらいまでかかるけど最後まで頑張って続けてみる。その後は未定。 ブログで今年一番の出来事は仏検準1級2次を受けた事。 自分は…

朝の連続ディクテ小説

件の小説が面白くなってきた。夢中になってきた。主人公に感情移入した自分がいる。毎朝楽しみで仕方ない。 マッサンよりも濃厚でビターな朝の連続ドラマ小説。もとい連続ディクテ小説。情動に従って始めてよかった。 最初は長く難しい小説をディクテする不…

通貨単位がどうとか

件の書取をしていて混乱したのが通貨の事。フランとか、リーブルとか、エキュとか、スーとかいくつか出てくるのだが、最初は理解に手間取った。 リーヴル(livre)は革命以前に、フラン(franc)は革命以降に採用されていた正式通貨で、価値はほぼ一緒。表現の使…

意味が拾えない

件の書取は、ようやく全工程の半分弱というところ。今書き取っているチャプターは50分8秒という長丁場。今までこんな長い文章の塊、見たことがない。いくら書いても書いても書いても終わる気がしない。 今、ディクテして結構あるのが、音を拾えた。単語も…

絶望的な長さに悶える

3章構成のボヴァリー夫人、第1章がようやく終了した。まだ20%くらい。本当に終わるんだろうかこれ。 ここまでの雑感。 1)厳しい語彙 カミュ、サンテックスと比べると描写がやたら細やか。固有名詞をたくさん使うので、運輸、植生、建築、農業、あらゆ…

ディクテ8耐に挑む

土曜はゆっくりした。快適だった。珍しく、プロ野球のプレーオフをダラダラと見てたり、旧友と長電話したり。 日曜は出張中に出来なかったボヴァリー夫人の1週間分のディクテを会社で済ますと予め決めていた。3連休の中日だし誰も来ないだろう。勉強できな…

ダラダラ3原則の限界に至る

ディクテは概ね春まで続けてきたペースをメドにして、毎朝、平日はカフェで(休日は家で)、60〜70分程。読上げの長さにして3分、本にして2ページ分の書取を進めるのを目安に進めている。どうしても朝起きられなかったときは夜にやる。 ・・ 自分には…

気楽に楽しみつつでも真面目に

ボヴァリー夫人を書き取り始めて1週間経った。 始める前から、難しすぎとか、分からんとか、もう無理とか、そういう愚痴っぽい事を書き綴る事になるだろうと思っていた。実際やってみるとやっぱり難しすぎ。分からん。もう無理。 精緻な情景描写を細かく繋…

ボヴァリー夫人を読む

一度途切れた習慣を立て直すのは難しい。 以前とは違う勉強場所(カフェ)を開拓するようにしても、ポータブルプレイヤーを変えて新しい刺激を入れても、何かダラダラ感がある。心がトキめかない・・。 もう「人間の土地」は良いや。義務感での復習は止めよ…