とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録。最近は小説ばっかり読んでいます。

墓泥棒と失われた女神(La chimera)を見る

有休を取りました。

梅田に出て、初めてのカフェで小説を読んだり、献血をしたり、整体に行ったり、気ままにダラーっと一日を過ごして。。

 

そろそろ帰ろうか、でもまだ早いかな・・

 

・・ふと映画でも見ようかと思い立ちました。

調べたら、テアトル梅田(旧シネリーブル梅田)で、イタリア映画が上映されているとのこと。

タイトルは『墓泥棒と失われた女神』。イタリア語の原題は”Chimera”(キメラと読む)。

キメラというのは合成された化け物という意味もあるけど(ドラクエでお馴染み)、ここでは「幻想」とか「架空の夢」という意味ですね。

 

 

≪幻想≫を追い求める墓泥棒たちの数奇な物語

80年代、イタリア・トスカーナ地方の田舎町。忘れられない恋人の影を追う、考古学愛好家のアーサー。彼は紀元前に繁栄した古代エトルリア人の墓をなぜか発見できる特殊能力を持っている。墓泥棒の仲間たちと掘り出した埋葬品を売りさばいては日銭を稼ぐ日々。ある日、稀少な価値を持つ美しい女神像を発見したことで、闇のアート市場をも巻き込んだ騒動に発展していく...。

 

早速見てきました。130分の長丁場でしたが、良かったです。

詩的で幻想的な雰囲気で、理解するより感じろという映画なんだなという心構えはすぐに出来ました。

何より映像が良かったです。トスカーナ地方の田園、樹林、駅跡や、車窓からの景色などの明の部分と、墓や廃屋の暗の部分のコントラストが何とも印象的でした。

セリフはぶつ切りなものが多かったですが、スラング含めて、今の自分レベルでもかなりの部分まで理解できました。

あと主人公が英語圏の国の出身という設定なので、途中で言い間違えを直されたり、ジェスチャーを理解して使うシーンなどは、イタリア語学習者的に面白かったですね。

英語も結構な頻度でスパイスのように出てきますが、そこは違和感なく聞けました。

 

・・お陰様で充電できました。また機会を見て、イタリアやフランスの映画を味わいたいなと思います。

スカイビルは梅田から少し歩くから面倒くさいけど・・