積み残しがたくさんあって大変でしたが、フランス語の方の応用編も終わりました。
24課分じっくり踏破しました。以下、簡単にメモです。
・内容は、17世紀の思想家ブリュイエールの随筆「ひとさまざま」の抜粋を読んで、その洗練された文章表現の工夫を学ぶものです。新鮮でした。
・毎日選ばれる文章は5-7行程度でやや短め、一文しかない日もあります。
・辛辣な内容のものが多いですが、普遍的な示唆を含んでいて今の時代に読んでも面白いです。
・語彙レベルは今までの応用編と比べると少し高め。でも原典に挑む講座は好きですね。養殖っぽさのない剥き出しのフランス語は刺激的に感じます。
・文章を深く読み解く”Explication de texte”の部分が秀逸でした。語順、音節、リズム、単語・品詞の用い方などの工夫によってもたらされる表現上の効果を教えてくれます。
・一応控えめに語彙説明、表現演習のパートもありますが、自習前提ですね。
・フランス人先生の日本語が非常に達者で色々な蘊蓄を披露してくれますが、逸見先生との日本語の会話をそのままテキストに載せるのであれば、ラジオ本編はフランス語で話すとかして欲しかったな。。
・・1月から少し先の時代に遷移した、新しいArt de la paroleのシリーズが始まっているので、引き続きフォローしていきたいと思います。。