勉強をまとめるのも大事なことですね。上記の結果を踏まえ、去年準2級に合格してから、今年2級に落ちるまでに勉強記録をまとめてみました。
1)小説購読
パヴェーゼ3作とバリッコを読みました。それぞれ相応の難しさがありましたが、読後の満足度も高かったです。
それぞれの作品に滋味を含んだ苦い芯みたいなのがあって、心を抉るんですよね。
ただ試験対策としては、イタリア語検定2級自体が語彙力をそんなに必要とする試験ではないので、ここまでやる必要はないと思います
この勉強自体は完全に自分の趣味に沿ったものなので。
2)雑誌購読
これも資格対策というより、趣味領域の話です。1年購読契約しましたけど、実は4か月くらい読んで飽きてきてしまいました。
正直、フランス語版の科学雑誌「Science et Vie」と比べると、「常識的」な内容のものが多いので飽きるの早いかなあという感じもします。
良くも悪くも、総花的なのですよね。そういった類のものは、日本語で読めばいいので。ただ読み続ければ、相応の語彙力は与えてくれると思います。
3)作文対策
イタリア語検定2級は、リスニング、筆記、作文それぞれで合格点を取らないといけないのですが、一番対応が難しそうな作文に対して、上記の教材を用いて和文伊訳の練習をしました。
そもそも試験の作文がスピード勝負に思われて、ゆっくり文章を構想し捻りだす時間がないだろうとは思っていました。
なのでこの練習は、論旨を組み立てたら後は、瞬間的に短文を積み重ねるスタイルで指定の文字数を埋めて行こうと思ったことによります。
簡単に言えば、とにかく何かは書けるようにするという訓練ですね。無謀かなと思いましたが、一応合格点が取れたので相応の効果はあったと思います。
4)ラジオ講座
半年間、音声として都度取り込んで、通勤中に聞いていました。応用編というよりは初級編という名前の方が良いと思います。2級対策用にはさすがに無理です。
結局、リスニングは全く対応できず玉砕という結果になりました(NHKに八つ当たり)