とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

ウンベルト・エーコの『いいなづけ』を全て書取終える

ウンベルト・エーコの「いいなづけ」、年末年始を含め連続26日間で64分(解説除くと54分)を全部書き取った。

語彙が足りなくてかなり苦戦した。けど原作を25倍に濃縮しただけあって終わってみると本当にあっという間だった。

内容は文豪エーコが、マンゾーニによるイタリア文学の金字塔「いいなづけ」を少年少女向けに濃縮リライトし、解説を加えたもの。

それでも本の体裁は小説にはなっていて、エーコの軽妙なタッチが読ませる内容になっています。

 

初学者には良い本だと思う。極端に難しい単語、成句は使われていないし、時代考証に重きを置いた説明も分かりやすい。

使われる時制に関しては現在形中心で、近過去が散発的に使われる程度、遠過去はなく、接続法、条件法の使用も少ない。

 

・・やっぱり小説の書取は充実感があった。書き取ってきた1つ1つの文書の積み上げが少しずつ自分の語学の血肉(気持ち悪い)になっていく感覚がある。

イタリア語でも、フランス語時代と同じく、小説の書取を学習の軸にしていけたらなと思う。。けど実はこの後に何を書取するかは全然決まっていない。

イタリア文学の無料リーブロオーディオ(読み上げ素材)が極端に少ないのがしんどいところ。題材を探している間は復習をします。