「山猫(Il gattopardo)」ですが、読み始めて1週間ほどたちました。
・・難しいです。
今回、難しいのは、必要となる前提知識、重々しい比喩、気障な文体、訳のわからない貴族たちの行動など、その独特の世界を理解すること・・
単語、文体が難しいだけなら何とかなります、どこがどのように訳せないかを要因分解していけば良いだけなので。
でも今回はそういうわけには行きませんでした。1週間、この新しい世界をゆっくり咀嚼しようと、少しずつ少しずつ進めてきたけど、もうダメです。付いていけない。
これ以上無理して前に進みたいとも思えなくなってきました。
というわけで、1章途中で打ち切ることにします。
圧倒的な敗北です。自分の知性の限界も見えたような気がしました。イタリア語も3年半頑張ってきたけど、この辺くらいまでかなと。
フランス語時代のボヴァリー夫人の時のように、毎日少しずつでも嚙り付いていけば、いずれ視界が開けるのかもしれませんが・・
けど、あの時のような執念はもう持てないな。イタリア語の学習計画についてはまた一から考え直します。