文法本の復習もそこそこに第二関門へ進む。
前回、下記のエントリーで、フランス語の語学四則「読む」「聞く」「話す」「書く」の学習時間を追記して、如何に自分がインプット学習法に偏っていたかが分かった。
インプット学習を貶すわけではない。色々な書物を通じたフランス文化の摂取は良い経験になったし、継続のモチベーションにもなった。それはそれで一つの語学学習のあり方だと思う。
けど、イタリア語については自分の到達目的のために、四則をバランスよく鍛えることを優先したい。
なので早すぎるかなとも思ってたけど、方針転換して以下のエントリーで取り上げた勉強法を先に試してみる。
スラスラシャッフルトレーニング仏伊編(ヴェルシオーネ・フランチェーゼ・イタリアーナ)。
簡単な日本語センテンスを読んで、瞬間的にその対訳のフランス語、イタリア語を続けて発語するトレーニング。「話す」に該当する部分ですね。
この本にシャッフルとある通り、色々な文章がカテゴリーに関係なくランダムに出てくるので、頭が中々追い付かないのだが、そのパニック感が逆に楽しい。
単文シャッフルトレーニングが500文、中2までの文法による複文シャッフルが20ページ200文、中3までの文法による複文シャッフルが300文。合わせて1000文と、ボリュームもある。
で、仏伊と書いてあることからも分かるように、フランス語も同時にやる。一緒に発語することで、イタリア語の特徴と、そのフランス語との差異が明確になり、学習を進めやすくなるのではと思ったので。(あとフランス語への未練もあるけど)
・・早速演習へ。
準備として、本の右半分の英語解答部分をOCR読込で電子化し、一気にDeeplにかけフランス語、イタリア語それぞれに翻訳する。それをコピペしてエクセルに落とし、フランス語イタリア語の順にフレーズごとに交互に並べて携帯に落とす。
フランス語
前半の単文は楽勝で即訳出来る、中盤の複文も大体何とかなるかなと思える、けど後半の中3レベルの複文はかなり詰まる。情けなーい。
イタリア語
最初から全然ダメ。動詞の活用が追い付かない、時制を考慮するのを忘れる、ボキャが足りない、油断するとフランス語の発音が混じる。とても瞬間的に発語する段階までいけない。
30分試しにやっただけでヘトヘト。2つの言語をペラペラと連続発語できるようになるには、相応の日数がかかりそう。
でもこのヘトヘト感は、ディクテ学習法を実践し始めたときに感じた「集中して学んだ後の心地よい疲れ」にも似ていて、良いフィーリングはある。
続ければ相応に進歩できるような気がしている。自分の感覚を信じて、しばらく続けてみる。