とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

Larousse2025(仏語辞書)に追加される新しい単語をまとめる

 

毎年5月恒例のLarousse新掲載単語の話題です。今年も新しい単語が色々足されるようですね。面白そうな単語を挙げてみます。

やはりグローバルに膨張し続ける英語と同化しつつある現状が見受けられますね。

 

Afro-descendant・・(名詞)アフリカ起源、祖先の人

Agrotoxique・・(名詞)農産物の害虫を駆除するための農薬

Badiste・・(名詞)バドミントンプレイヤーのこと(バドミントンはフランス語でも”Badminton”と言う)

Collab・・(名詞)2大ブランド、2人のパーソナリティ(アーティスト、インフルエンサーなど)、またはパーソナリティとブランドの間の協業のこと(Collaborationから特化したもの)

Cyberterrorisme・・(名詞)ネットワーク空間に混乱を与える事を目的として計画的に引き起こされる攻撃のこと(アカデミーフランセーズもCyberを用いた言葉のフランス語への置換は断念したよう)

Détox digitale・・(名詞)一定期間、スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスと距離を置き、現実世界や自然での触れ合いを重視する活動のこと。

Disruptive・・(名詞)これまで一般的に常識として受け入れられていたことを完全に打ち破るようなニュース、新事実や、またはそれを成し遂げた誰かのこと(もともと英語で「破壊的な」を意味する。仏語では"Perturbateur"がよく使われていた)

Écogeste・・(名詞)環境に負荷を掛けない日常的な活動のこと。出勤、料理、洗濯、ガーデニング、買い物などを含む

Empouvoirement・・(名詞)権限付与、能力開花(英語で言う”Enpowerment”の事かな?)

Fast-Fashion・・(名詞)低価格でコスパに優れた品質で提供するファッションブランド。主にユニクロ&GU

Kimchi・・(名詞)野菜(特にキャベツと大根)を唐辛子とともに塩水で味付けし、発酵させた韓国由来の漬物

Kombucha・・(名詞)紅茶キノコのこと。紅茶もしくは緑茶に砂糖を加え、そこに培地で栽培されたキノコにも見えるゲル状の塊を漬け込み発酵させる。日本の「昆布茶」とは定義が異なる

Masculinisme・・(名詞)直訳すると「男性主義」。フェミニズム側からは、反動的かつ女性差別的な、反フェミニズム的な運動と定義されることが多い

Mégabassine・・(名詞)作物を灌漑するために、農閑期に地下水を汲み上げ貯めておくための大規模貯水池のこと

Météo-sensible・・(形容詞)天候にされやすいこと。人の性格や、経済的な実利それぞれに用いられる

Nareux・・(形容詞)食事や、配膳、食器などの不衛生さに嫌悪感を抱く神経質な人(ベルギー由来の言葉らしい)

Platism・・(名詞)何世紀にもわたる科学的コンセンサスにもかかわらず、地球はほぼ球形ではなく平らであると信じること(直訳すると「平ら主義」)

Polluant éternel・・(名詞)分解の難しい化学物質のこと。殆どは人為的に製造されたものを指し、環境や人体への影響が懸念される

Skatepark・・(名詞)スケートボード、アグレッシブインラインスケート、フリースタイルBMX向けに作られた運動施設。舗装面にジャンプ台等の構造物が設置されている。

Taloa・・(名詞)バスク地方の郷土料理。とうもろこしのパンケーキに地元のハムや羊乳チーズを挟むのが一般的

Trotteniste・・(名詞)キックスケーターを使って移動する人(キックスケーターは”Trottinette"と呼ぶ)

Ultra-trail・・(名詞)超長距離の森、平原、山道を走るレースのこと。一般的には80㎞を越えるものはウルトラが付くとされる

Verdir・・(動詞)より自然環境に鋭敏になること(直訳すると「緑になる」)

Webtoon・・(名詞)スマートフォンで閲覧できるフォーマットで制作された韓国の漫画(縦スクロール仕様で、日本特有の横スクロール仕様とは異なる)

Zero-déchet・・(名詞)ごみをゼロにすることを目標に資源の浪費、廃棄物の削減、有害物質の削減をしつつ、循環型経済を目指す環境政策のこと

 

・・未掲載の単語が幾つかあるので、もう少し足してみます。