資格試験があろうがなかろうが、1日1時間の語学学習は、自分にとってライフワークであり、ある種の儀式であり、神との契約のようなもの(悪魔の呪縛とも)。
取り敢えず、またパヴェーゼを読むことにします。
これまで「美しい夏(⇒)」「流刑(⇒)」「月と篝火(⇒)」「故郷(⇒)」と読んできましたが、今度は短編集になります。
パヴェーゼの文章は訳出が難しいので、岩波文庫の日本語本も買いました。
全部で十篇あって、分量的に2か月くらいはかかりそうです。じっくり納得しながら攻略したいと思います。
ちなみに紹介文は以下です。
裏切りと復讐,自殺と自由,不条理な争い,暴力,弾圧,階級の差異――.均斉のとれた構造のうちに複雑な内容が秘められた,パヴェーゼ文学の原質をなす《詩・物語》全十篇.当時エイナウディ社で働いていたカルヴィーノが遺稿から編み上げた生前未発表の短篇集で,いずれの作品も詩的想像力に満ち溢れ,完成度がきわめて高い.