とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

明日は仏検

明日は仏検
この1年(というかこの数カ月)、進歩があったのか正直分からない。春になって仕事の忙しさを理由に、また1ヶ月中断してしまったし、継続した演習が全然足りていないとは思う。


特に去年反省として挙げた書き表す対処がまだまだ全然ダメだ。まぁ、気負わずに最善を尽くすだけだな。


明日以降、ブログが更新されなくなったら、あぁこいつ結果悪くて打ちのめされたんだなと、指さして笑ってやってください。

3たび通訳案内士試験受ける



仏検直前だけど、通訳案内士試験のエントリーもそろそろしないといけない。何も話せず、自分の不甲斐なさに枕を涙で濡らした昨年末の面接試験の屈辱。あれから6カ月経ったが、今思い出しても辛くなる。


今までフランス語学習してきた中で、あれほど悔しかったことはなかった。フランス語学習の締めくくりに手をかけた途端、そこから一気に突き落とされてしまった。


でもまた挑む。フランス語学習の成果を自己満足のディクテに留めない、何か形を残すって、丁度2年前の今頃決めたからな。通訳案内士はその最終目標だから。。


一つ厄介な事が。この試験、1次免除は1年しか有効でない。


自分の場合、
仏語 2016年合格 ⇒ 失効。再受験
実務 2018年新設 ⇒ 初受験
歴史 2016年合格 ⇒ 失効。再受験
地理 2016年合格 ⇒ 失効。再受験
常識 2016年不合格、2017年合格 ⇒ 今回免除


今年から通訳案内の実務とかいう、訳の分からない科目が新設された上、2年前に受かった3科目を受け直さなきゃいけないという厳しさ。計4科目。。


受験2年目の2次に落ちるってのは痛いんだなあ。分かってたとはいえ。。この試験は語学に絶対的な磨きをかけた上で、短期決戦で一気に片づけないと駄目だな。2年落ちてよく分かった。


多分、1次のフランス語は普通に受ければ何とかなるだろう。合格した2016年から、さらに勉強積んでるし。


それより、歴史と地理をまた受けなきゃいけないのが面倒くさい。もう忘れてるし、同時に受かるのは結構大変。一昨年は一般常識が、昨年は地理が大幅に難化したように、ある科目が突然難化するのに、足切りラインは殆ど下げないという過酷な傾向があるし。


まぁ少しずつ歩もうか。ちなみに1次通過後の2次試験は12月9日。今から半年後。

蜘蛛の糸

プライベートレッスンを受け始めて(⇒)から早5ヶ月。これまで通算35回のレッスンを受けてきた。


アングッリシズム(英語風表現)に苦しむことも、男性女性名詞の差異に悩むことも少しずつ減ってきて、どんなトピックでも、フリーズすることも減ってきて、何かしら言葉が継げられるようになったと思う。少し進歩した。


前回のレッスンでは、なんか日本の小説についての話題になって、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」について四苦八苦しながら説明した。難しかったけど、工夫しながら何とか完遂出来で、先生が面白い話だと感心してくれてよかった。次は「羅生門」だな。あの魑魅魍魎の世界観とか、ディテールをどう説明できるのか分からないけど。


レッスンの内容自体は単純で、エクスポゼの練習を20分くらいした後(出題⇒回答⇒質疑⇒講評)、色々な分野の雑談をする流れ。


レッスン中、自分は辞書を使わず、1枚裏紙メモを用意しておくだけ。そこにレッスン中に言えなかった、もしくは言い換えが思い浮かばなかった日本語のボキャ、先生から教わったフランス語の実用ボキャの断片をひたすら殴り書きしていく。


そして翌日になったら、辞書を用いて、そのメモを見ながら、どういう表現があったか、どういうべきだったかを復習し、次のレッスンに上手く使えないかなぁとか思いながらシミュレーションをする。


レッスンから2日経ってしまうと、会話の内容をだいぶ忘れてしまって、レッスンの時のジレンマが思いだせなくなるので、復習は必ず翌日にするようになった。


・・


このレッスン、仏検1級1次の後はどうするか。。1次不合格が試験後にすぐ分かったら即打ち切るつもりだったけど、長くレッスンを受け続けていると情が移って急に関係をブツっと切るのも切ないなあとか思ったり。先生は7月末までは大阪にいるらしいけど。。

こんな音楽を聴きながら勉強している2

自分はサイケデリックトランスがずっと好きで、色々聞いていたのだが、だんだん飽きてきて、メロディアスでありながらドラムがズチャズチャと煩いマキーナとか、あとハードコアテクノとか、ガバとか、色々なジャンルに手を出した。(⇒)


今はそれも飽きて、Nightcoreというジャンルのを聞きながら勉強している。Youtubeでも凄い数の動画が上がっていて、人気があるのが良く分かる。
これは本来、ダンスミュージックのピッチを15%〜20%くらい早くしただけのものなんだけど、今は元曲のジャンルはカオスになっていて、ただ早送りすれば良いんだろみたいなのも。例えばビートルズのNightcoreみたいなもの(それもバラードのやつとか)もあったりして、えーって思ったり。



最初はボーカルの声調がピッチのせいで高く違和感があったんだけど、色々聴いているうちに意外と良いかもとか思えてきて慣れてしまった。


耳からの情報は目からの情報よりも2倍、脳に記憶を刻み付けやすいそうで、こんな騒がしいのを聞くのは勉強的にどうかなと思いつつも、気分が乗って捗る感じがするし、カフェでたまに遭遇する周りの雑音もシャットダウンできるので手放せずにいる。


拘るのは、
・1時間程度のメドレー構成であること。終了時間まで時計をチラチラと気にせずに勉強したいから。
・とにかく曲の導入部分。1曲目から心地よいパルスを届けてくれること。一気にドリップできるから。
・1時間を通じて音量、テンポ、曲調が一定であること。アレンジが下手な人のは、この辺の調整が下手くそ。


あたり。元曲は英語ばっかりなんだけど、最近French Nightcoreとか、German Nightcoreがあるのを見つけて、それが新鮮に感じられてダウンロードしてローテで聞いたりしています。そういえば、このジャンル、何でアニメ的画像が挿絵的にもっぱら使われているんだろ?良く分からない。。




l'expressを読む

今は毎朝、スパルタ先生から授かった名詞化虎の巻(全然大したもんじゃないけど)と、ボキャビル目的の雑誌講読を進めている。和文仏訳は・・・何とかならないかな。何ともならないよな。取り敢えず通信添削の復習だけ。


雑誌で読んでいたL'obs(ロブス)は、記事もセンセーショナルで主張も強く面白かったんだけど、1つの記事の分量が3〜5ページくらいで、全体的に重くて疲れるのが難点。
フランスの政治風土とか、選挙制度とか、政党の略号とか、よく出てくる政経関係のVIPの名前とか、そういうのにはだいぶ詳しくなったけど。。


先生に何か他に適当な雑誌がないか聞いたら、それならL'Express(レクスプレス)の方が良いかもと言われて、早速紀伊国屋で買ってみた。


L'express [FR] No. 3487 2018 (単号)

L'express [FR] No. 3487 2018 (単号)



l'express。レクスプレスと読む。
創刊75年を誇る中道系の総合週刊誌の雄だそうで。ロブスより政治以外のトピックスも豊富な感じで、記事は1〜2ページの少し短めのルポやコラムが多く、気軽に読める記事が多い。


自分の買った号だと、
マクロンの野望〜大統領就任から1年、こいつは何がやりたいのか。
・"Paris"商標ブランドビジネスを促進するパリ市の事情(ライセンスビジネス美味しい。ニューヨークに続けと)
・最先端技術によってもたらされる外科手術革命とは?(AI活用による遠隔手術、技術サポートとか)
中国共産党が進める個人格付および顔認証検閲って?(1984の世界が実現しつつある恐怖)
・国民議会の議員の仕事って?(色々やること多いのに、本当に定員減らしていいのか?という話)
・砂地確保を巡る戦争(建設資材需要の急増とかで砂利が不足してるんだと)
・アフリカ中部のユニークな独裁者たち(民主主義が根付かない理由について色々)
源泉徴収制度のウソホント(フランスで2018年から導入始まるのに伴うQ&A)


ごった煮のフランスをストレートに味わえる感じ。ボキャはL'Obsと同じくらい難し目。あと、どの雑誌でも論説(主張)が付いているのに感心する。この辺、権利と議論を旨とするフランスの雑誌らしい。


あとスマホではL'expressアプリがあって、結構たくさんの記事が無料で読めるので、興味がある人はダウンロードされてみてはと。

仏検1級再挑戦の申込をする

たった今、仏検を申し込んだ。
4月からエントリーが始まっているのは知っていたが、いざ受けるとなると、どうせ協会の養分になるだけなのに面倒くさいなあとか思って、ウダウダ春秋していた。


・・
申込の締切が迫ってきて、ふと良いことを思いつく。別に地元で受ける必要ないじゃん。地元から少し離れた受験地にして、敢えて観光目的にしたら、少しは気分も軽くなるんじゃないかと。具体的に言えば、仏検を現地で受験した後に好物のサッカー(Jリーグ)のナイトゲームを見に行くのはどうだろうと。


今回の目玉はサッカー観戦であり、スタジアムグルメであり、仏検は刺身のツマ扱いということ。名付けて仏検付サッカーツーリズム。これなら重くない。


本当はそれをパリ会場でやりたかったが、向こうでは6月はサッカーはシーズンオフでやってないし、有休も複数日必要になりそうだし、身体と心へのダメージも大きそうだなと諦めた。この辺の無謀な思いきりが出来なくなったことに、自分が老いたと感じる・・。


・・
仏検1級は去年試しに受けて、自分が今まで受けてきた資格試験の中で一番難しい試験だと分かっている。あまり勉強積めてないけど、粛々と受けよう。

試練の季節

自分は総務にいて、季節労働者的な側面があるのだが、一年の中で仕事が妙に集中する時期があって、それが4月の後半にやってくる。


幾つか同時並行で進む年次の仕事の佳境が重なるからなんだけど、去年から人事系が加わってさらに厳しくなった。出張も重なるので、結局、去年同様に今年も勉強を中断することに。


丁度このタイミングでスパルタ先生が、ゴールデンウィーク明けまで放浪旅行に出るので(事前に織り込み済み)、個人レッスンも中断になるし2週間割り切ります。


ゴールデンウィークから多分本気出す。

仏検1級再挑戦に向けて弱点を洗い出す

2018年度版の仏検1級公式本(胴元発行のやつ)が出ていた。確認したい項目があったので紀伊国屋で堂々と立読み。




2017年の平均点が見たかった。


・・63点だった。合格点は87点、1次合格率は11.6%。


ということは、母集団の分布が正規分布であることを仮定すると、この試験の標準偏差(受験者間の点数の散らばり度合い)は大体20くらいということだ。


全受験者の68%が43点(平均−20点)〜83点(平均+20点)の中にいることになるわけで、高くもなく低くもなく、まぁこんなもんかなと思う。


この試験で合格ラインに入るには、受験者母集団の中で、偏差値62以上のところに分布していないといけないが、去年80点だった自分は58くらい。あれから偏差値を4も上げられているんだろうか。去年はかなり蛇行したし、今年も厳しいよなあ。。


・・
対策を真面目に考える。てっとり早く点を上昇させる方法を考えよう。まず、平均と比べて点が著しく取れていない分野を探し出すのが良いのでは?


全部で13個ある設問毎に、分野別の平均点と自分の得点を比べて、一番劣っている部分を特定してみる。。


点数は左から平均点、自分の去年の点、差分の順。自分の去年の点のうち、記述部分は詳細は分からないので按分。?の部分だけど大体合ってるだろう。


名詞化  3.6点 2点? −1.6点
多義語  1.0点 1点    ±0点
前置詞  2.8点 4点  +1.2点
時事用語 0.9点 1点  +0.1点
動詞活用 2.1点 6点  +3.9点
長文完成 3.8点 4点  +0.2点
長文正誤 8.3点 10点 +1.7点
内容要約 7.5点 12点?+4.5点
和文仏訳 6.0点 2点? −4.0点
書き取り12.4点 18点?+5.6点
聞取記述 7.6点 10点 +2.4点
聞取選択 7.4点 10点 +2.6点
合計  63.4点 80点 +16.6点


案の定というか、こうやってみると書けなくて落ちたのが一目瞭然。名詞化、和文仏訳の部分だよなあ。でも、和文仏訳を鍛えるために始めた通信添削は時間がなく打ち切ってしまったし、これからどうしようか。

4月以降どうするか

4月は通常業務に加えて、職場に新人を迎えて研修を主催しつつ、来年の新卒の採用活動もしないといけない。そんな中でフランス語の勉強をこれからどうするか。。


1)仏語会話レッスン
これが勉強の中心になっている。自分のオーラルの表現にはまだ大きな伸びしろがあると感じるし、今まで孤独な独学続いてきた自分にとって、良い息抜きになっているし続けたい。
前のレッスンで、スパルタ先生から、4月から事前準備をなくして即興でディベートするようにしましょうと言われ焦っているが壁を乗り越えないと。あとはアングレー禍をどうするか。。


3)仏語雑誌L'Obsの講読
一応レッスンのない日に読みたい記事を読み続けるだけ。仏検ボキャビル用途に単語を覚える事ばかり考えても萎えるし、どうせ無駄なので、語学的な意義は深く考えない。次は別の雑誌買おうかな。。


3)和文仏訳の通信添削講座
3ヶ月ごとに開講されるのだが、4月〜6月は中断することにした。1月〜3月の講座が役に立たなかったわけでなく、むしろ振り返ってみると色々タメになったとは思うんだけど、4月はゆっくり回答を作成し復習する時間がないので断念。このままだと消化不良になる。。
日本語の意味から敢えて遠ざかり、フランコフォンに読ませるための俯瞰的な視点を持つことの難しさたるや。。


・・
去年の4月は仕事が多忙過ぎて勉強を中断したが、今年はそういう訳にいかない。仏検受験を考えると去年駄目だった名詞化とかも時間を見つけて対策しないとダメなのだが、もう時間切れっぽい。まぁ選択と集中で頑張りましょう。