とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

Focus Digitale4(マルチリンガルの科学)

イタリア語教養雑誌のFocus Digitaleより。

 

 

題名は"POLIGLOTTI questione di genio o di gene"(多言語話者、天才なのか遺伝なのか)。

多言語を話すマルチリンガルの人の脳についての分析を進めたものです。ここでいう多言語というのは4~5言語以上を話せる人を指します。

多言語話者としては、以下の記事にあるフィリップ・クラウザーさんなどが有名で、ウクライナ侵攻の際に現地から6か国語でレポートを行い話題になりました。英語、スペイン語ポルトガル語、フランス語、ドイツ語、ルクセンブルク語を操るそうです。

 

以下記事のまとめ。

・多言語を習得し運用する資質は「単語を効率的に記憶する能力」「習得のための学習を続ける能力」「言語間での混同を避けて使い分ける能力」の集成。

・「(多言語話者に必要な)外国語の発音のための発声器官の流暢な使いこなし」と「利き手の器用さ」は相関しているという説がある。

・ただし、多言語を話すという技能は、遺伝による要因が大きいのか、後天的な努力・経験による部分が大きいのかはまだ答えが出ていない(何だそれ)

・ちなみに、多言語話者の健康的なメリットは明らか。脳の老化が遅く、認知症を発祥する場合の平均年齢も非多言語話者と比べて5歳ほど遅い。

 

・・期待して読みましたが、題名詐欺じゃないかと思いました。ですが現状の科学だとこれくらいの解説が限界なのでしょう。

自分は、フランス語、イタリア語も全然中途半端なままですが、いずれリンガラ語、ショナ語、ズールー語あたりを修めてマルチリンガルクラブに入りたいなと思います。