職場近くのカフェでイタリア語を勉強しているので、ごく稀に会社や取引先の人にバッタリ会ったりします。大体、聞かれる内容は決まっている。
相手「英語の勉強ですか?凄いですね」
自分「いや、違うよ。イタリア語だよ」
相手「へぇー?何の仕事のため?」
自分「いや、趣味で勉強しているだけ」
相手「へぇー??」
自分「・・」
・・話していて思うのは、世間では「語学学習といえば英語」「語学学習といえば仕事の手段」という固定観念が強い、ということです。
趣味でイタリア語を勉強しているといっても、よく理解してもらえないのです。
勿論、学んだことが仕事に役立ったら嬉しいでしょうが、自分のイタリア語学習は仕事のためでも、飯のタネを探すためでもありません。
むしろ、仕事のストレスから離れて、非日常的な経験をしたり、知的な発見を味わうためのものです。
勉強の間は、自分の頭の中で、色々なイタリアを勝手に想像(妄想)して勝手に味わう自由があります。
オペラの観客になったり、各地の名物を味わったり、もしくは小説の世界に転生したり、頭の中では何でもできるわけです。
語学学習を通じて、そういった自由を謳歌する楽しみを伝えたいんだけど、どうせ伝わるわけないので諦めているジレンマ。。
・・昨日、カフェで後輩に偶然出くわして、少し馬鹿にされた気分になって(そんな気はないだろうが)、イライラしたので書きました。