とにかくフランス語を勉強する

フランス語をダラダラ勉強するダメリーマンの記録。通訳案内士資格に挑戦中。口述試験も終わりました。

初心はたまに思い出すもの

たまに平日に東京出張する事がある。朝早くから現地で動かないといけない時は、前日の夜に大阪の職場から横浜の実家に移動して前泊する。


朝の始発の新幹線に乗れるところに住んでいる人には、会社が前泊の経費を認めてくれないので仕方ない。


昨日も実家に前泊した。・・疲れているのになんか眠れない。親父が買い揃えたゴルゴ13シリーズを少し読んでから寝ようと、ゴソゴソと本棚を探していた。


そうしたら昔の教科書の束が出てきて、その中にA4のフランス語の書き込み式教則本を見つけた。


発見!フランス語教室―A la decouverte

発見!フランス語教室―A la decouverte






ASINの登録上、発刊が1999年9月になってるけど、自分のはこれより古い版のやつ。


これは自分が大学で、フランス語を履修した時に一番最初に使った本だ。独学をブログで謳っているけど、自分のフランス語学習の発端は大学の第二外国語だった。


読み返してみると、当時の記憶がおぼろげながら甦って来た。若者たちが宝物を探し出す物語を題材にしたもので結構面白い。侮れない。スクリプトも練られている。


書き込み式ということで、本の最後まで演習問題の回答欄には、判読できないような汚い筆記体でびっしりと答えが書き込んであった。熱心だな。


思えば、あの時のフランス語の講義は刺激的で楽しかった。大教室中心の専門科目や教養科目のマスプロ講義に倦み、サークルもしっくりこず、怠惰でやる気をなくしていた自分に大きな救いを与えてくれた。


テキストを読み、カリキュラムを辿りながらフランス語に対して感じていた新鮮な興味を思い出す。


読み方、綴り方の規則から始まって、数字、曜日、月の数え方、名詞の性別、性数一致とか、動詞の活用とか、時制とか、英語にない規則がどんどん続いて。。前の単元が全然克服できないうちから、どんどん新たな未知の規則が出てきて混乱した記憶。


フランス語はまだ若かった自分には難しかった。ただむしろその未知の難しさに妙にワクワクしていた。興奮していた。こんな難しい言葉を使うフランス人って本当に馬鹿なんじゃないかなと思いつつ。


・・
この教則本を見つけたことだけでも嬉しかったけど、当時の自分がこの教則本を最後までしっかりと真面目に勉強していたことはもっと嬉しかった。あの時の前向きな好奇心が、蛇行や途絶を経ながらも今に繋がっている。


最近は勉強が惰性になってきていて、辞書が壊れそうとか、寒くて朝起きにくいとか、色々仕事が忙しいとか、やらない理由を探し始めていたけど、この大学時代の好奇心から始まる大事な営みを中途半端なところで安易に終わらせようとするなよ。せめて通訳ガイドの資格取るまでは頑張って続けようぜ。。