やっとのこと、瞑想先生の紹介のもと、自分の通訳ガイドの練習に付き合ってくれるというフランコフォン(♀)の方に会えた。 以前のエントリーで紹介を約束してもらっていたもの。
会うなり、いきなりビズ攻撃(頬をくっつけるフランス式の挨拶)を食らって思いっきり戸惑う。この所作くらいナチュラルにやりたいもの。我ながら情けない。
取り敢えずHEPの沖縄料理居酒屋に入り、ゴーヤチャンプルー、ソーキそば、海ぶどうなど、適当に名産を紹介しながら色々と会話をする。
突然来る質問が素朴なので(つきだしの意味とか、名産の由来とか)、ずっと気が抜けない。すべてのコミュニケーションが演習を兼ねている感じで疲労感が半端ない。でも、この一瞬一瞬の対応の経験値が、座学で得るものより桁違いなのは実感として分かる。これは独学では難しい。
しかし文化背景の違う方に、未知の概念を伝えることの難しさたるや。2時間の間、ずっと苦戦続きだった。
それに、フランス語を話さない期間が少しあっただけで、全然自分の語学スイッチが切り替わらなくなるし。喋っているうちに少しずつ舌も回ってくるのだが、先方の話す速度が早くてなかなか付いていけず本当につらかった。ガイドは客選べないから、しっかり順応しないといけないのに。
・・まぁ取り敢えず、試験まで短いけど、観光サイトを回る練習に付き合っていただけることになった。ガイド経験を通じて、少しでも自信をもって試験本番に臨めたら。演習の様子は、穏当な内容に落ち着くのであれば、また別に書きたいと思います。