とにかくフランス語を勉強する

フランス語をダラダラ勉強するダメリーマンの記録。フランス語通訳案内士資格の取得を目指している。

仏検非常事態宣言を受けて

久々に仏検に関するエントリー。衝撃的なニュースが飛び込んできた。

 

コロナ禍で春の仏検が開催できなかったので苦しい、恵んでくれという呼びかけ。公的な性格も併せ持つ協会が、一般向けに寄付を募るってよっぽどの事態なんだろうと思う。

・・協会の懐具合を知りたくて、公式を色々と探ってみる。情報公開のところに色々と載っていることを知る。

情報公開 | 仏検のAPEF/公益財団法人フランス語教育振興協会

このカテゴリーの中に、正味財産増減計算書と、貸借対照表がアップされているのを見つけた。これが一般企業のP/L、B/Sに対照する部分になるのだな。

早速、財務状態をチェックして見てみる。

 

P/L(損益計算書)について。
仏検協会の去年の収益(売上)が1.8億円だったことを知る。少ないなあ。予想以上の零細さだ。英検協会の去年の収益が149億、TOEIC主催のIIBCが112億だから、如何にフランス語のマーケットが小さいかが分かる。

最終損益は10百万の赤字。これも厳しい。去年は、春の仏検の大阪会場の中止による減収と、人手不足による人件費の高騰が響いたよう。

収益の殆どを検定料収入(147百万)が占めている現状、検定を開けなかったらそりゃ苦しい。公式本収入(17百万)とかレッスン収入(10百万)の寄与なんて本当にタカが知れているんだ。

でも今更、収益の多角化なんて難しいだろう。せめて検定を毎回受けてくれる常連は大事にして欲しい(変な問題出すなよってこと)。あとこのままでは先細りなので、未来に向けて若者も発掘していってもらわないと。

 

B/S(貸借対照表)について。

自己資本比率(返済不要の元手の比率)が約80%と高く、健全性は極めて高い。余計な資産も負債もなく至って質素な内容。40年間愚直に積み上げてきましたという感じだ。

流動キャッシュが600万円しかないのが気になるところで、これだと何日か現金収入途絶えたら、すぐ資金ショートするんじゃないのか?

と思ったら、固定資産の中にも、キャッシュと国債が1億くらい積んであった。堅いなあ。当面はこれを取り崩して当座の運転資金にしていくのだろうけど、これでも確かに秋も検定が吹き飛んだら、危ないかもしれない。

 

・・やっぱり仏検がなくなったら寂しい。自分に長年の間、様々な知見と、数えきれないほどの喜怒哀楽を与えてくれたことに感謝を込めて、少し寄付をします。仏検よ永遠なれ。