とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

興味に従いフランス語雑誌を読む

今はフランス語の勉強を中断しているけれども、接点は残っている。前回のエントリーのスパルタ先生とのやり取りもそうだし、あと毎月フランスから送られてくるScience et Vieという雑誌の購読もある。

f:id:polala:20210409232223j:plain


これについては何度か紹介していて、仏語雑誌のカテゴリーに載っています。(何のペーソスもない読書記録の羅列です。)


この定期購読は一時期の中断を経て5年半ほど続いていて、今もフランスから毎月、紙媒体の雑誌を送ってもらって読んでいる。今は辞書なしでも概ね内容は理解できるようになった。

いつも期待を裏切らない内容で、これほど広範な科学全般に関する蘊蓄を、抵抗なく摂取できる雑誌もないと思う。

科学の知見のある記者が、しっかり取材を重ねたうえで研究者の知見をまとめ、読者に写真や図解入りで、分かりやすく、けど厳密に、言葉を選んで説明してくれる。

これはネットでダラダラと検索していても絶対に得られないもので、こんなのが1冊700~800円で手に入るんだから安いものだと思う。

 

・・

公式ページには未購読者のために、雑誌の記事の抜粋、オマケ、後日談などが無料で載っている。以下の記事なんかで雰囲気は分かると思います(多分少ししたら記事は消されると思う。)

 

動物の個体の性格差はどうやって形成されるのか?

 

夢でも現実でも時は同じ速さで流れるのか?

 

・・

あとこの雑誌は、仏検やDALF向けの資格対策として読むのもありでしょうが、科学に興味ない人が読んでも苦痛なだけでしょうね。

自分は以前、仏検1級対策としてスパルタ先生の勧めで、総合週刊誌のL'Obsも読んだことがあったけど、興味があまり持てず、段々しんどくなってきて長続きしませんでした。Le Mondeとかも無理でした。

 

・・科学以外の分野でも、例えば歴史だったらHistoriaであったり、文学だったらLire magazine littéraire(昔のLitterature Magazine)であったり、フランス語の雑誌は各分野にあります。

自分の好奇心を充足させそうな分野の雑誌を読みながら、得意分野からボキャを広げていきつつ、語学力増進を狙う方が楽なんじゃないかなと思います(※個人の感想です)。

 

多分、Abonnementの所から電子版を購読できると思うので、リンクだけ貼っておきます。