とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

2022年秋季イタリア語検定準2級

イタリア語学習者の祭典、イタリア語検定(伊検)の日。

春季がインターネット試験(IBT)に移行してしまったため、正式な受験の機会は年に一度、10月の第1日曜日だけです。貴重な機会なので楽しみにしていました。

 

会場は京都を選択。

朝に、烏丸高倉のドトールで少し長めに時間を取って、Webで公開されている部分の過去問を解く。うーむ難しい。

そのうち時間が迫ってきて、五条新千本の京都リサーチパークまで歩いて向かう。10月とは思えない酷暑でしんどかったです。気候がおかしい。

(久しぶりにこの辺を歩いたけど、リサーチパークも整備されて色々な店ができて、垢抜けた感じですね。良い感じでした。)

 

ちなみに京都の準2級の受験者は11名でした。予想より多かったです。でも合格率を考えると、この中で受かるのは3、4名といったところ。厳しいですね。

 

13:30試験開始。

 

聞取:
まずは、この聞取22問で7割取らないと足切りされるという厳しさ(聞取、筆記、全体それぞれに基準点があるため)

意外と簡単だったけど、やっぱり難しい問題と簡単な問題の差が激しい。Q9~22はあらかじめ選択肢を見て、聞かれることを推測することを繰り返す。

 

択一:
ダメでした。試験前に基礎から復習したりしたけど、太刀打ちできません。特に語彙系の問題が手が付けられないですね。かなり点を下げてしまいました。でも平均点は毎回高いので自分の学習方法が良くないのだとは思う。

 

長文:
文章は1つしかなく7つの正誤に回答するだけで終わり。犬の表情筋が人間を引き付けるために進化してどうとかそんな話で、長文自体は簡単だったけど、正誤に少しややこしいのが混じっていた。何とかなったと思うけど平均も高そう。

 

作文:
一家揃って車で郊外の親類の家に行って、色々楽しんだ?みたいな、何とも形容しがたい12コマのとりとめのない絵を120~150字で説明するもの。

途中で下書きする時間がなくなり、答案用紙に書き込みながら推敲する危険なやり方もなんとか文字数を合わせる。

個人レッスンで何個か実際に書いて、先生に対応方法を教えてもらっていたので、多少のノウハウが分かっていたけど。。春のIBT3級の時よりは書けたと思います。

 

総評:
・自身の合否については、あの択一の出来では厳しいなというところ。合格率3割だから期待してなかったけど予想通り難しかったです。でも試験内容は刺激的で楽しくもありました。

・ただ春季の3級と今回の準2級の間で、そんなに問題の質の差は感じませんでした。自分がこの半年の間に多少は進歩したこともあるとは思います。

・試験時間がとにかく短いです。30分間の聞取の後の90分で、30問の4択と、長文1つと、そして最低120文字の作文をこなすのは厳しい。

・択一問題は、過去問やら対策問題をたくさん解かないと太刀打ちできないです。単純に独学で文章を読み書きするだけでは克服できない。

・手作り感のある資格試験だったけど、多方面に気を使った運営は好感を持てました。ただ身分証による本人認証は行った方が良いのでは?替え玉受験できてしまうと思う。

 

(11/8 追記)結果出ました