とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

2023年総合旅行業務取扱管理者試験結果とまとめ

 

表題の試験、8日金曜日にWebで合格発表されていたようです。

が、試験の不出来への怒りで受験票を破り捨てていた自分は結果が分からないまま・・(何やってるんだ)

ずっとヤキモキしていましたが、今日11時ごろに協会から簡易書留郵便の発送があり、そこに合格証が入っていました。

 

・・受かっていましたー。

 

安堵しました。以下の通りにまとめます。

 

(各種データ)

2023年の試験データは以下の通りでした。

合格基準点:各科目60%。

(自分:2科目E区分の受験。自己採点で約款64%、海外旅行実務60%。本当にギリギリでした。)

合格率:22.3%

(いわゆる免除なしの4科目A区分の合格率は7.9%、自分の受けた2科目E区分の合格率は26.5%。ソースは())

 

(対策)

あくまでも、怠惰な人間が、ギリギリでもとにかく受かるために取り組んだ最低限の内容としてご参照ください。

 

上記の2冊セットでやりました。

速習レッスンは頻出単語、事項が赤字で書いてあり、囲みやイラストを多用して重要度を階層化したうえで、欄外にポイントがまとめてあるので、分かりやすいことは分かりやすいです。

過去問題集は単元ごとに過去問題を編成してあります。分量的には最低限必要な量という感じでしょうか。

 

この試験は合格率も低くて、必要な勉強時間も長いです。確実に合格点を取る水準に至るには2科目受験(国内旅行業務取得済者)でも50時間は必要ではないかと思います。

自分は3週間前までイタリア語検定にフォーカスしていたこともあり、こちらは準備期間3週間、20時間足らずの勉強で挑んだので、準備不足は顕著でした。

その分、2科目ともに高得点を取りに行く必要はない、それぞれで(合格に必要な)60%を取るための最短経路を考えよう、という割切戦術で乗り切りました。

 

以下、科目ごとに。

 

約款

暗記系が苦手なので、対策問題集を解いてキーワードと傾向を導き出し、難しいところをテキストで補強する方式で一通り学習しました。

が、これが上手くいきませんでした。

本番では少しヒネられると全然わからなくなってしまって・・国内旅行業務の約款とは段違いに難しく感じました。

前半が簡単なので何とかそこで荒稼ぎして逃げ切り。後半は完全に事柄を理解していないと点が取れない正誤数不明の正誤自由選択問題ばかりなので、しんどいですね。

 

海外旅行実務

時間がなかったので、暗記要素が不要と思われる順に演習を重ねて点を取りに行くという方法を取りました。

具体的には運賃計算、英語、時差などの概念理解で点が取れる部分は演習で出題パターンをチェックしつつ繰り返し演習して確実に得点源にするように努めました。

一方で、暗記要素の多い法令(関税、出入国など)は無理せず、暗記だけの観光地理は適当に放置して乗り切りました。異端戦術でした。

 

本番では読み通り、運賃計算、英語、時差で満点を取りました。パターンが限られているので、演習時間が少なくても高得点が取れるだろうという読みは当たりました。

他方、殆ど何もしなかった観光地理が壊滅で4割くらいしか取れませんでした。

ここは範囲が広くて学習時間がかかる一方で配点も大きいところです。じっくり取り組まないとだめでしたね。

まぁ、それでもギリギリ6割取れたのだから、3週間の短期決戦で合格点を取るという意味では正しかったのかもしれないですけど。。

 

・・あとは、2科目組と4科目組の合格率の差の大きさたるや・・

先に国内旅行業務で「旅行業法」と「国内旅行実務」の2科目免除を取得してから、「約款」と「海外旅行実務」の2科目受験を目指す方が全然楽ですね。

4科目のA区分と2科目のE区分で合格率が3倍以上違うわけですからね。急がばまわれだと思います。

 

(最後に)

威張れる点数ではありませんが、2023年に資格を残せたことを素直に喜びたいと思います。それも旅行業務の基本たる国家資格ですからね。

ボランティアガイドや、自分の生業の総務業務の出張規程や旅費規程系の整理に活用出来たら。