とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

ディクテ8耐に挑む

土曜はゆっくりした。快適だった。珍しく、プロ野球プレーオフをダラダラと見てたり、旧友と長電話したり。


日曜は出張中に出来なかったボヴァリー夫人の1週間分のディクテを会社で済ますと予め決めていた。3連休の中日だし誰も来ないだろう。勉強できなかった7日間と、今日の分も含めて8日間、8時間分を一気に会社でやってやる。漲っていた。


2、3日に分けて補習した方が合理的なのだろうが、たまに変なことをやりたくなる発作は止められない。


カフェだと1つの場所に8時間居続けるのは無理だし、(イノダならやろうと思えば出来るのかも知れないが)いくつも放浪しないといけないのが面倒、というわけで、朝早くシャキっと起きて会社へ向かう。


7時半。唐突にディクテ開始。
8時、8時半。割と平易に話が進行するシーンなのでザクザク進んでいく。気持ち良い。
9時。徐々に疲れてくる。能率が急に落ちてくる。
9時半。休憩。


朝食は食べているのに、空腹と喉の渇きが誤算。コンビニで菓子パンとマウントレーニアを調達。糖分が疲れた脳に染み渡る・・。


9時45分。再開。
10時、10時半、11時、さっきより時間が経つのが遅い。
11時半。この辺が一番辛かったと思う。


12時。休憩。
午前中で4時間15分やった。もうクッタクタ(死語)だ。


昼飯。ビジネス街なので日曜は付近の店が開いてない。仕方なく近くの松屋で牛丼並とサラダ。


13時15分。再開。
13時半。昼飯食ったからか午前中より元気に進む。
14時。無心。小説が新しいパートに入り気分転換できる。
14時半。精緻な情景描写が多くなり進み難くなる。
ボヴァリー夫人を読んだことがある人ならわかると思うが、フローベールの情景描写は精緻でメチャクチャ難しい。やたらリアルで気持ち悪いほどに絵画的なのだ。


さらにこの時間くらいになって親指の付け根が痛み始めた。漫画家が痛めるところだ。痛まない書き方を考えつつ、ガリガリ進む。


15時。休憩。
ここでうっかり応接のテレビをつけてしまったのが大間違い。
15時半。野球と競馬をザッピング。立ち上がれない。
16時。ウトウトしてた。記憶がない。


16時15分。はっと目が覚める。再開。
16時半。あまりよく覚えてない。
17時。残り1時間になって急にゾーンに入ってきた。書き取りが急に進む。目標地点もないのにラストスパート。
17時半。覚えてないが時計を何度も見た記憶はある。


18時。終了。8時間やりきった。本当に静かに終わる。ガソリンが切れる。倒れるように机に突っ伏してうな垂れる。疲れたという状態を通り越して、何も考えられなくなる。15分ほど真っ白に固まる。本当に何も出来なかった。


1時間でも疲れる勉強法を8時間もやったんだ。そりゃおかしくなる。


裏紙を60枚消費した。シャーペンの芯は2回取り替えた。単行本で25ページ、音声ファイルにして1450秒進んだ。


でもこれだけやってもまだ20%程度の進捗の第1章の終了地点すら見えないのが何とも辛いところ・・


もう二度とやらない。明日から平常運行に戻る。