ボヴァリー夫人は難しいけど、カミュ、サンテックスとの文体の対比が面白いです。
素人の自分が言うのも難だが、一文一文の描写が細かく精緻に組み立てられている。
現在分詞を多用して複文を避けて躍動感を表しつつ、堅い名詞を使って描写を引き締めたりしていて、使われるボキャブラリーは凄く幅が広い感じがする。
ディクテをしていてもこれは面白い表現だなあとか、やたら描写が細かいなあとか、一人で感心したり。
きっと、
1)ボヴァリー夫人の一文一文をノートに書き出す。
2)その文の中の単語の派生語や品詞違いを調べて書き出す。
3)辞書で調べたその単語の例文も書き出す。
4)それらをまとめて定期的に音読する。
みたいなことを毎日しっかりやれば読解力とか表現力は物凄く伸びると思います。時間かかるし、しんどすぎるし、
俺は絶対やらないけど。