とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

気に入った文法書を使い続ける

自分の住んでいる大阪でも先週に緊急事態宣言が出て、職場も在宅と出勤の交代制勤務に移行したので、色々とバタバタ大変な状況だけど、勉強は毎日少しずつ進めている。

イタリア語 (世界の言語シリーズ13)

イタリア語 (世界の言語シリーズ13)

 

 

今は、この本の直説法の時制を一通りなぞったところ。

自分が今まで馴染んできたフランス語の単純未来、複合過去、半過去、単純過去などの直説法の各時制に相当する(近い)ものは、イタリア語にもそれぞれあって、概念的には対照して覚えやすい。

けど、活用自体がまだまだ全然頭に入ってない。例外動詞もそんなにないのにな。。

取り敢えずは、この文法書を読んで書いて練習問題を解くという行為に専念して、徐々に徐々に染み込んでいくのを待つしかない。

何の捻りもない凡人メソッドだけど、語学に近道なし、焦らずじっくりとこの本に頼って進めていきたい。

 

・・この本は何といっても分厚いのが良いし、その分解説も丁寧だし、巻末に簡易辞書もあるし、演習や章頭に出てくる中文、長文もペーソスやユーモアがあって面白いし、途中に読ませるトピックやコラムも多くて、丁寧に作られてますね。(自分は決して大阪大学出版会の回し者ではありません)

 

例えばコーヒーブレークとして、各都市のイタリア人の性格のステレオタイプを紐づける問題なんかは面白かった。訳してみる。

 

問題)以下の都市とそこに住む人のステレオタイプを紐づけてみてください。

地域(カッコ内はそこに住む人の呼び方)

A)ジェノバ(ジェノベージ)
B)ローマ(ロマーニ)
C)ミラン(ミラネージ)
D)シチリアシチリアーニ)
E)サルデーニャ(サルディ)
F)ヴェネツィアヴェネツィアーニ)
G)ナポリ(ナポレターニ)

ステレオタイプ

1)仕事が全てで常に焦っている
2)大酒飲みで運転が荒い
3)ケチで商い上手
4)ナイスガイだけど怠惰で働かない
5)いつも明るくその日暮らし、信号守らない
6)嫉妬心が強く家族想い
7)優しいけど少し頑固

全都市が4)に当てはまるんじゃないかと思ってたけど(偏見)、都市によって全然違うんですね。うーん分からん・・答えはまた別途。

日本だとこういうのは難しいかな。大阪だと、ガメつくて人懐っこい、あたりに落ち着くんでしょうが。。

 

個人情報保護士試験を受ける

もう業務上の資格を取ることもないだろうと思っていたけど、3月7日に資格試験を受けることにしました。

 

個人情報保護士。

今回、自分の勤めている会社の業態がBtoBであることを言い訳にして、個人情報管理に甘い部分があったことを某所から咎められたことがありました。

対応として、自分が責任者として、きちんと要点整理をした上で社内の規程を整備し、啓蒙活動を行い、部下を担当者としてアサインし鍛えていく、というところまでのタスクを背負うことに。

で、そんな重い仕事だったら、資格でも取りながら勉強しようかなと思った次第。勿論、参考書も受験費用も会社持ちにさせる。で、見つけたのがこの資格。

 

 


 

 

TOP | 個人情報保護士認定試験

ホームページの情報量が多すぎて混乱する。商売っ気が満載なのもここまで振り切れていると、ある意味感心します。

試験自体は、150分の長丁場で途中退出不可、合格率35%ということで、かなり厳しそう。イタリア語の勉強と両立できるだろうか。まぁちょっとずつ進めてみます

フランス語教材譲ります

(1/9追記 受付締め切りました)

年末に本棚を整理していて、不要になったフランス語関係の教材がまだ幾つか処分されずに残っていた。

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フランス語名詞化辞典

フランス語名詞化辞典

  • 作者:大賀 正喜
  • 発売日: 2004/04/01
  • メディア: 単行本
 

言わずと知れた仏検1級、準1級に頻出の名詞化問題対策用の事典。使用感あり。

 

公式過去問題集。今は形態を変えてしまったらしいですね。CD1枚付属。使用感若干あり。

 

非公式対策問題集。使用感かなりあって少し黄ばんでいる(元々中古で入手したものだし)。2008年の改訂6版で、文章自体に古めかしさを感じる部分あり。ただ仏検1級は根本的に試験があまり変わっていなかったのでこの版でも試験対策にはなるはず。CD2枚付属。 

 

中級フランス語 冠詞の謎を解く

中級フランス語 冠詞の謎を解く

  • 作者:小田 涼
  • 発売日: 2019/04/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

表す練習をしている頃に買った本。例文が難しく、かなり習熟したフランス語学習者向け。使用感なし。

 

中級フランス語 時制の謎を解く

中級フランス語 時制の謎を解く

  • 作者:井元 秀剛
  • 発売日: 2017/09/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

これも表し方を勉強するために買った本。これも記載が厳密で、著者の知的誠実さを感じるが、生半可な知識で突撃するには難しい。使用感なし。

 

普通に捨てようかなとも思ったけど、語学ブログとしての、日ごろの閲覧への感謝の意味も込め、福袋的に希望の方1名にまとめて譲ることにしました(本ごとに分けて送るのは大変なので1名にまとめます)

ご希望される方は取り敢えず、

lsrwsp@1-tm.com(@を小文字にしてください)

まで希望の旨、御連絡下さい。(取り敢えず意思表示さえ頂ければ。送付先情報は当選後のやり取りで頂ければ問題ありません)

頂いたメールとその情報は、当否の連絡および物品の送付に必要なやり取りにおいてのみ利用するものとし、目的完了次第速やかに削除します。信じてください。

締切は8日まで。希望者複数の場合は抽選で決めます。教材は無料で差し上げますが送料は負担をお願いします。日本郵便の着払いで送ろうと思います。

できれば今後仏検1級を受ける予定のある人、フランス語を真面目に勉強したい人に受け取って欲しいと思ってます。

2021年の目標を立てる

今年はイタリア語をやれるところまでやる。

実はイタリア語の勉強を進めていくことで、今まで勉強してきていたフランス語の知識とコンフリクトして混乱することを少し恐れていたのだが、どうやらその懸念も杞憂だったようなので、これから徹底的に文法を洗い、単語を身につけ、活用できる語彙を多くしていきたい。

 

しばらくは、この入門本の演習を続けます。

イタリア語 (世界の言語シリーズ13)

イタリア語 (世界の言語シリーズ13)

 

 

そして今年中にはEURONEWSのイタリア語くらいは普通に聞き取って理解できる水準に持って行きたい。

以下の動画は、Euronewsのニュース映像で、上がフランス語、下がイタリア語のバージョン。イタリア語の方も映像の助けもあって、何となく分かる部分はあるんだけど、まだまだスピードに全然付いて行けない。まだまだこれからだな。


 

祖父の形見を引き継ぐ

既に故人の祖父。大昔にイタリア語を勉強していたらしく、語学仲間を集めて講読会みたいなものをやっていたらしい。ダンテの神曲とか読んでいたんだろうか。

自分の語学フェチは隔世遺伝だったんだ。

今回、その時に使っていたというイタリア語辞書が実家に保管されているのを知り、これを入手した。代用で使っていたオンライン仏伊辞典だと、大体意味は拾えるんだけど、時々、名詞や形容詞の原型を確認しにくくなるという問題点が出てきていたのもあった。

 

・・両親が祖父の遺品を整理する時に捨てるに忍びなく取っておいたものらしいが、うーん使用感が凄い。マーカーはついてないのはよかったが、手垢にまみれていて、かなり年季を感じる・・まぁ試してみよう。

 

伊和中辞典 〔第2版・改訂新版〕

伊和中辞典 〔第2版・改訂新版〕

  • 発売日: 1999/02/22
  • メディア: 単行本
 

 

2020年秋季DALFC1結果

11月にDALFC1を受けた。

この試験シリーズは初参戦。去年まで仏検戦線に挑んでいる間も、敷居高そうだし、受験料も高いし(C1で20000円もする)、面接官も高圧そうだし(あくまでイメージ)、一度も受けたことがありませんでした。

 

DALFとは

フランス国民教育省公認の本場のフランス語検定試験で、難度の低い方からDELF A1,A2,B1,B2、そしてDALF C1,C2の6つのランクに分かれる。

 

C1は上から2つ目。取るとフランスの大学に入学するための語学試験が免除されるんだと。。

仏検1級に相当するランクらしく、去年何とか卒業したばかりの自分には丁度いいところかなと。

C1の試験内容は4カテゴリーの聴解、読解、口頭表現、文書作成に分かれ、それぞれ25点ずつ、各カテゴリー5点ずつ必要で、合計50点以上で合格となり、晴れてディプロムを受け取ることができる。

 

受験動機

フランス語を中断する前に、自分の表現力に該当する部分、口頭表現、文書作成の部分がどのくらいまで到達しているかを見てもらいたかったから。

あと、ずっと表現力を磨くために足掻き続けてきて、通訳案内士試験を諦めた後、それ以外で何か勉強したという証しを残しておきたかったのもある。

 

試験対策

何も試験内容を知らずに丸腰で試験を受けるのは自殺行為なので、事前に1冊、8回分の模試が出来るDALFC1対策本を買った。

結局、4分の1くらいしか演習できなかったが、どんな試験なのかは大体理解することができた。

 

試験会場

アンスティチュ・フランセ関西京都。西日本フランス語総本山。大阪で受験しようと思ったら既に定員になっていたので、京都で受けることに。

立派でモダンな白い建物の内部はレトロな佇まいになっていて、入り口にはレオナール藤田の絵画が立てかけてあった。文化と歴史の芳香がすごい。さすがに、NHKのフランス語テキストで単体の題材になるだけはある。

 

C1の試験部屋は、コロナ対策で受け付ける受検者数を控えめにしたらしく、15人くらいしかいない。

仏検より明らかに若い子が多いのは、留学のためのディプロムが必要なのだろうか。単なる野良独学中心の物好きが受けるには敷居が高い試験だなとは思う。

 

 

試験本番

11月7日土曜日。14時試験開始。

4時間ぶっ続けの強行軍へ。

 

1)聴解(40分)

8分くらいの長文対話1つ(2回読み上げ)と、1分ほどの短文朗読/対話2つ(1回読み上げ)を聞いて回答するもの。対策本付属の音声より全然難しかった。

哲学に関する最初の長文は2回聞いても殆ど理解できないまま、解答用紙が全然埋まらず。

こういう科学的対談の本質を即時に理解するのは難しい。言語的に理解するのと、論理的に理解するのに、それぞれ別の回路を同時に働かせないといけないからだ。専用の訓練が必要と感じた。

全体を通して科目足切りラインの5点取れてるかなあと心配するレベルに凹む。実際は全然取れてたけど、得点は、かなり下駄を履かせてもらったような気がする。

 

2)読解(50分)

長文を読んで短答に回答するもの。これは逆にかなり簡単だった。35分くらいで全問終了。必要とされる語彙レベルはそんなに高くない。実感としては20~22点くらいだったけど18点。

採点基準が良く分からん。。でも、ここで俄然やる気が戻り、この後の文書作成まで乗り切る覚悟を決めることができた。

 

3)文書作成(150分)

題材となる長文を2つ読んで200字の要約と250字の論述を作成するもの。苦戦を覚悟していた。

まず仏作文というものをしっかり対策したことないし(それで受けようと思ったのも凄いけど。)

時間の割に書かせる分量が多い上、聴解、読解に引き続いて行うので体力勝負なのもきつい。

読解が早く終わったので実質165分あったので、とにかく焦らないように言い聞かせながら、ゆっくり精読する。

水素電池という新しいイノベーションに関しての話。Science et Vieでよく読んでいた話で理解しやすい。これはラッキー問題だ。

まず要約。DALF本に同じ単語、用語を使うなって書いてあったので、とにかく使い回しを避けることに気を使ったが、表現のバリエーションがなくて後半は体力切れ。

一段落を一文にまとめ、途中で増減調節する方法で何とか乗り切る。時間が予想以上にかかった。

そして、論述。まだ80分ある。。と思っていたら、試し書きをしては消し、書いては消しを繰り返していたら、どんどん時間が無くなっていく。。

書き方が良く分からないまま、文字数を埋めるために最後は水増しが多くなり、滅茶苦茶な結論に。

テーズ→アンチテーズ→サンテーズの流れを意識したつもりだったが文字数が足りない。これは添削指導を定期的に受けないと凡人には無理でした。

最後、時間切れ寸前、汚い筆記体で殴り書きしたので、採点官がキレだすんじゃないかと心配になった。文字数を何とか満たす。。

論述はあまり良くなかったが、要約は一応体裁を整えたので、自分の感想としては10点くらい。

 

・・これだけ休憩のない長い試験を受けたのは生まれて初めて。トイレに行くのも勝手にどうそというのは中々鷹揚な感じがした。

最初の聴解があまりにも難しすぎたので、試験中はいつ途中退出しようかずっと迷っていたが、読解で何とか持ち直し、なんだかんだで最後まで乗り切れて安堵した。

 

 

11月8日日曜日。15時30分。

第二部試験開始。

エントリーが遅かったからか、自分が一番最後だったよう。一人ひとり集合時間をずらし、面接に30分の時間を取るのは大変だ。試験費用が高い分、相応の手間はかかっている。


4)口頭表現(90分)
題材となる長文を読んでエクスポゼの準備をするのが60分と、そのエクスポゼと質疑応答が30分。

準備の部屋は他のC1受験者と共用。コロナ対策で窓が開けられていたが、窓際の席しか空いておらず寒さに震える羽目に。

題材は止められないAI化の是非と、過度なツーリズムへの対応のプレゼンの2択で、ツーリズム問題(ツーリズムの振興と、その地域住民の営みのバランスの問題)の方を選ぶ。

仏仏辞典の持ち込みが可能だったが、自分は紙版の辞書を持っていないため、割り切って持込無しで臨む。

ってか辞書引いてる時間もあまりないし、題材の長文はC1にしては簡単だから必要ないと思った。

1時間で相応にプレゼンを何とか作成。いざ面接へ。

 

面接官は2人とも若い男性のフランコフォン。

いきなり、「あなたで今日の面接は終わりだよー、やっと終わりだー」、みたいな馴れ馴れしいフレンドリーな感じで接してくる。少しリラックスできた。

で、まず10分のエクスポゼに入る。論旨ははっきりしていて骨組みしやすい題材だった。

面接官が随所でエクスポゼを止めて確認を入れてくるのもやりやすい。トレビアンを連発してくれていたし良い出だし。。

と思ったら質疑に入るやいなや試験管の突込みの厳しいのなんのって。簡単に練りこみ不足を露呈してしまう。

自分のプレゼンでは、ツーリズムと地域の問題を京都の問題に矮小化して自分のフィールドに引きずり込もうと考えたのだが、面接官はそれを許してくれない。

論理破綻を延々と突っ込まれ詰まる一方。そのうち論理で詰まり、言葉で詰まり、最悪の展開に。

何というか一問一答的な仏検の面接より、一貫性をもって自分の理路をきちんと説明できるかを見ている感じ。とにかく追及がしつこいのが特徴で、人を論理で納得させることの難しさを思い知る。

仏検の面接の時にしつこく学んだテーズ、サンテーズ、アンチテーズの概念とか完全に忘れてたし、最後は這う這うの体で時間切れ。

2人の面接官の方が両方、常に話しながらガリガリ何かを書いていて(ボールペンの音がうるさかった)、エクスポゼと質疑の中に色んな採点項目があるんだろうなというのは窺えた。

自分の実感としては10点くらいはくれているかなと思ったが、甘かったね。。

 

 

試験結果&まとめ

事前にいつ発表されるか通告もなしに12月18日に突然発表されたよう。点数も出す。

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何とか受かってた。点数はかなり調整が入っていると思う。相対式に変換してるんじゃないかなあ。そうじゃないと聴解14.5点とかありえないし。。

採点基準もそうだけど、平均点は?合格率は?その調整は??どれも分からないし、かなりブラックボックスな試験ですね。

自分の結果に関して言えば、右2つ、表現力に該当する部分の点数が低すぎて正直うーんという感じ。

今まで色々なものをディクテしたり、読んできた蓄えによる部分に救われただけで、自分の表現力自体はB2クラスに過ぎないのでした。こりゃガイド試験受からんわな。。

 

・・表現力を鍛えるには、専用のトレーニングがいる。ネイティブとのコミュニケーションを定期的に取れるような環境に身を置かないといけない。意識も変えなきゃいけない。

自分のチンタラ独学とアマチュア先生との会話レッスンだけでは難しかったと思う。

 

でも試験は面白くてやりがいがあった(強引にまとめへ)。インプット中心の仏検に比べて、アウトプットを深く組み込んだ非常にプラクティカルで、(自分から見て)クセの強い試験だった。

とにかく苦手分野はミニマムの5点を取ればいいんだと割り切れるのが助かる。自分のようなインプット重視の書斎派でも、コミュニケーション重視の実践派でも、違う方面から戦えるという意味では面白い試験ですね。

長文、聞取、書取など途中の平易な設問での取りこぼしが全く許されなかった仏検1級よりは与し易かったかなとは思う(あくまで個人の感想です。)

これでフランス語はしばらく中断します。

入門書を調達し辞書をケチる

今日からリローンチ。イタリア語の入門書をなぞっていく。参考書はまたこれ。分厚い入門書は信用できる。 春の体験入学の時は図書館から借りたが、今回は買った。

イタリア語 (世界の言語シリーズ13)

イタリア語 (世界の言語シリーズ13)

 

 

辞書はどれを買おうか迷ったが、踏ん切りがつかない。語学学習の肝は愛着の持てる辞書選びだと思うから良いやつを買いたいが、自分のフランス語の電子辞書に対応するイタリア語追加コンテンツダウンロード版が、伊和中辞典+和伊中辞典+文法書で11,000円もする。これは高いなあ。(大学生協だと4割引きで提供しているらしいが・・)

 

最初から手を出す勇気なし。取り敢えずAndroidの伊仏辞典アプリで代用。しばらくはこれで何とかなるだろう。少しずつ進める。

イタリア語に本格的に進む

・・色々あったけど、フランス語通訳案内士資格の取得を諦め、少し腰を据えてイタリア語の勉強をしようと思う。

イタリア語は、9か月前に概念だけ少しなぞったけど、もう殆ど忘れてる。演習してないからな。

目標は・・色々考えるところはあるけど、宣言するとしんどくなるからしない。フランス語を勉強していたときのモチベになったように、文学の大作に触れられたらいいなとも思うし、それとは別にネイティブの人と色々と話せたらな良いなとも思う。カルチョフットボール)の議論とかしてみたい。

まぁダラダラとやれるところまでやってみる。学習進度の自己ノルマ(自分との約束)は、フランス語の時と同じく何があろうと1日1時間必ず続けること。まぁ実際3カ月続けば良い方だろうな。

 

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あと2週間だそうです

8月16日通訳案内士一次試験(フランス語)の受験票が届く。自分の夏季休暇9連休の最終日だ。

今年の会場は天満研修センターだと。一会場に何百人も収容するこの試験、本当にできるんかなあ。まだ半信半疑でいる。

自分の今年の筆記は3科目、日本地理、日本歴史、通訳案内の実務があるが、無勉で臨む。

対策にもう飽きてしまった。歴史がかなり不安だが、落ちたらそれまでということ。

週1で息抜きを入れる

去年の秋に通訳案内士試験対策の実地訓練でお世話になったレア先生から、近況伺いと個人レッスンの売り込みがあった。

9月に郷里のフランスに帰るが、もしあなたが今年も夢を追いかけるなら、それまででも役に立てることはないですかと。

かねてから予定していた東京の仕事の話がコロナでなくなってしまって、結局ずっと大阪で働いてるらしい。

迷ったが週1で9月まで教えを乞うことにした。定常的にフランス語を話す機会を取り戻したい。1回2時間のレッスンとしては破格値で受けてもらえた。ふっかけてごめんよ。

 

というわけで早速、初回のレッスンへ。もう2度と会えないと思っていた人と会えるのは嬉しいもの。リハビリがてら色々と世間話から入る。お互い饒舌に。言葉が徐々に出てくる。

「今年も試験受けるつもりなんですね。安心しました。試験に向けて、勉強は熱心にやってきましたか?」

「全然。2月に落ちた後も乗り気になれなくて。そういえば春にイタリア語を少しだけ勉強しました。案外、難しいですね」

「フランス語を勉強してたなら簡単なはずです(本当かよ)。イタリア語、スペイン語ポルトガル語は似ていますね。私は全部話せます。スペイン語はリセで選択してたし、バルセロナで長い間働いてました。あとポルトガルとイタリアでも働いたことがあります。」

すげぇな。経験とスキルで思いっきりマウントを取られる。

「あなたは4か国語も喋られるんですか。凄いですね。」

「いえ、英語とカタルーニャ語も話します。カタルーニャ語バルセロナにいる時に覚えました。英語は個人レッスンをしてて、今の日本での自分の主業の1つです。」

6つかい。もう英語も忘れてしまって、ろくに2つ目も喋られないままの俺。反撃したくなる。

「日本語は覚えました?」

「全然。文字も読めないままです。日本語は難しいですね。諦めました。」

 

勝った!

・・とか張り合ってる場合じゃなかった。この人の生き方を見習うのは難しいが、他の言語ももっとしっかり学んでみたいとは思う。

そういえば、通訳案内士の科目だと、ロマンス語系はフランス語のほかに、イタリア語、スペイン語ポルトガル語があるが全部取った人とかいるんだろうか。