とにかくフランス語を勉強する

フランス語に加えてイタリア語もダラダラ勉強しているダメリーマンの記録

さらに準備を進める

ペーパーでも通訳案内士筆記試験の結果がきた。12月9日の口述試験の会場は去年と同じ、目白大学の新宿キャンパスだって。またあの坂の上のキャンパスに行くのか。立地的には、品川とか東京とか新幹線駅へのアクセスが悪いのが辛いところ。

 

同封の、口述試験の予定内容通知チラシも見てみる。試験を良く知ることが大事。去年のと似ているけどね。別に非公開とも書いてないのでここに内容を記しておく。

 

1つ目が、2分間のお題プレゼン。例題として「絵馬」「高野山」「インスタ映え」が挙げられている。

この3つの中から選択だったら高野山選ぶかな。和歌山にある仏教の修行道場、山の中にある、雰囲気が厳か、1200年前に作られた、作ったのは空海という有名な坊さん、宿坊があって誰でも泊まれる、とか有り合わせの知識で、語彙が乏しくても説明を重ねられそうな感じがする。勿論ガイドとして資格を取りに行く以上、インスタも絵馬も含め、あらゆる分野のあらゆる関連単語に精通する努力はしないといけないが。

 

2つ目が、1分程度の仏訳。例文は全部書かないが、茶道の概要について説明したもの。去年の浅草界隈の説明よりは明らかに簡単。これくらいなら何とかなりそうな気もするが、本番では、ググっと捻られたやつが来るに決まってるんだ。。

 

さらに、その仏訳に関連した連想質疑があるらしいが、どういう質問が繰り出されるか読みようがない。これは日頃から色々な話題を話し、意見をまとめて表明することに慣れるしかないのだろうな。かなり練習してきたけど、まだまだ題材によっては大崩れがあり得る怖さ。。

 

あと演習本を購入。とにかく単文を容易な表現で積み重ねるための説明事例集で、ありとあらゆるカテゴリーの内容が網羅されている。表現方法もきわめて自分のレベルにあった現実的なもので、口語表現を徹底しているのも良い。

このテキストを読みながら即訳が出来るかどうかの確認をしていく。文書暗記一辺倒になった去年の反省を生かし、とにかく表現が思いつかなかった時の確認用に使う。

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エンジェル、見えない恋人を見る

通訳案内士一次を突破して少しだけ安堵したので、気晴らしにフランス語の映画を見る。ベルギー映画というのは初めてかな。

 

予告編の再生回数7700回というのは寂しい。話がラブロマンスのせいか映画館は女性客ばっかりでした。

 

中盤までのあらすじ。

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2018年度通訳案内士筆記試験結果

8月に受けた通訳案内士筆記試験の結果発表日。

自分はフランス語、通訳案内の実務、日本地理、日本歴史の4科目を受けた。全部受かっていないと2次の口述試験に進めない。

フランス語については2年前にパスした時よりも全然書けたし合格ラインに届いたはず。マークシート系実技3科目も調整前の基準点を突破してたと思う。。それでも不安は不安だ。発表時間の10時を過ぎ、ホームページにアクセス・・

 

・・

あれ・・俺の番号ないじゃん。これで終わりかー嘘だろー。と思ったら、英語の受験者のところを見てた。掲示は語学ごとに分かれているんだった。おいおい。20秒くらい慌てた。仕切り直し。フランス語ゾーンを探す。

 

・・無事通過。

ここまでは一昨年から去年にかけて一度通った道だから受かって当たり前なんだけど、複数科目を同時に受けるというのは負荷が大きくて、なんか間違えがあったかもしれないなという恐れもあって少し不安だった。安堵しました。

 

これからはさらに実践的な独学を自分に課す予定。物量的に史上最大規模の演習を投入する。何かテキスト選ばないとな。去年のはもう使いたくない。

 

2次の口述試験は1ヶ月後、12月9日、日曜日。英語以外の受験者は受験地が東京しかないので、大阪在住の自分は横浜の実家に前泊していくことにする。

 

安く移動しようと思って、昼休みに「ぷらっとこだま(30%引きで各駅停車の新幹線に乗れるやつ)」の予約サイトを覗いたら、予約開始日なのに、12月8日の良い時間のこだまが既に軒並み抑えられていてガッカリ。

これって予約開始時間の1ヶ月前の11時きっかりにアクセスして予約しないとダメなんだな。。1時間でもうこんなに売り切れるのか。。
(追記:昼に移動するならEX早得21が一番コスパが良いみたい。こだま遅すぎるし。。)

 

あと自分は関東に定宿があるから良いけど、東京へのアクセスが厳しい地方の受験者の方々は、宿の確保も大変でしょうね。

せめて合格発表をもう少し早くしてくれればなあ。あれだけ記述式の解答があると採点する手間はあるでしょうが・・。

レッスンの流れを整理する

瞑想先生との通訳個人レッスンが週2で続く。


レッスンの流れ。

まず少し雑談をする。今度の先生は本当に早口で、スピードは絶対妥協しないので戸惑ったが、これはこれで練習になる。最初はこんなの聴き取れねえよと面食らったが、7,8回レッスンを繰り返しているうちに、だんだん慣れてきたのが不思議だ。

その後は心行くまで通訳演習をする。

先生から少しヒネった10~15行程度の日本文化、風俗を紹介する文章を見せられ、少しの準備時間でサマライズしながら通訳プレゼンをする。そしてそれを先生が講評し、改善点を示してもらい、何度でも自分が納得いくまで繰り返し練習するという流れ。

どんなに悪いプレゼンでも、先生は、最初に良い点をバンバン挙げて機嫌を取ってくれる。と、少し気分が緩んだ瞬間に、バシッ!と悪い点を指摘してくる。これが堪える。

今の自分は、十分に話すための語彙はあるし、繰り返しを避け、メリハリをつけ、だいぶ通訳案内をする感じにはなっていると。けどフランス語より日本語自体の解釈にまだ改善の余地がかなりあるねと・・まぁ経験詰めば何とかなるよって言ってくれるけど、もう時間ないのに何言ってるんだ。。

 

・・

で、結局前の先生の時と同じで、レッスン時間は伸びに伸びて、契約の60分を超えて90~100分くらいになってしまっている。申し訳ないなと思いつつ、これはスカイプを避けてフェイストゥフェイスのレッスンを選んだ特権だとも思う。授業が終わる時間になっても、目の前の生徒が納得した素振りを見せないでいると、先生ってなかなか帰れないんだ。

この辺、雇い主の方が力関係が強いのは当たり前だが、あまり長く引き留めすぎると可哀そうだから、もう少し抑えてあげようと思う。あと合格したらウナギ奢るからな。

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Science et Vie 201810

通訳ガイド試験対策ばかり飽きた。少しだけ息抜きに雑誌読もうか。。ということで紀伊国屋で1年ぶりにScience et Vieを買って3日ほど読んだ。

フランスでは割とメジャーな月刊総合科学誌。本当に面白くて、定期購読までして2年くらいずーっと読み続けていたんだけど、去年の秋に通訳案内士試験対策に入る時に断ち切ってしまって・・それっきり。

 

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・・
以前よりサクサク読める。

この雑誌を読み始めた最初の頃は、マーカーで知らない単語をなぞってページを汚しながら、1時間あたり2~3ページ読み進むのが限界だったと思うけど、今はマーカーも使わず、時々おぼろげな単語を調べつつ7~8ページくらいは進めるようになっている。

色々な雑誌を読んで語彙が増えたのもあるけど、科学雑誌特有の論理展開と、フランス語特有の言い回しに慣れて、理解が早くなったのもあるかな。

 

今回のメイントピックは「気候を操り、地球を冷やす」。地球温暖化対策のための温室効果ガス排出削減が行き詰まりつつある今、他に考えられている対策を語る。

成層圏で太陽光を遮断するために硫酸エアロゾルを撒くとか、海に石灰や橄欖石を撒いて、海洋をアルカリ化して二酸化炭素をより吸収させ温暖化を防ぐという2つの方策が紹介されている。

2つとも何か聞いたことあるなぁ。色々問題点はあるみたいだけど、結構現実的な感じで、はっちゃけたトンデモ学説の開陳を期待していた自分にはちょっと拍子抜け。。

 

・・
ダメだダメだ、ここで現実逃避を続けてしまったら去年と同じ轍を踏むことになる。まだ全然読み切れてないけど、明日からまた試験対策に戻る。。

弱点がてんこ盛りで出てくる

レッスンが続く。

瞑想先生は、優しい口調ながらも、遠慮なくズケズケと自分の悪い点を指摘してくれるので、すごく助かる。複数の先生からレッスンを受けるのも大事な事だな。。指摘された弱点をまとめる。備忘録。

 

1)接続詞を使えない

文書のつなぎが時々ぎこちなく感じる。接続詞を上手く使えてないからだろうと。フランス語の肝は論理的に明快であることなので、接続詞でリズムを付けることが大事だよと諭される。

これは本当にそうで、今までの自分はMais(しかし)とか、Par exemple(例えば)くらいしか使ってなかったもんなあ。。色々使い分け方を知りたいって言ったら30くらいの例にまとめたプリントで細かく説明してもらった。どんどん使おう。使い分けよう。

 

2)聞く相手の事を考えていない

これはいくつか細かい指摘の集積なのだが、例えば、日本をあまり知らない観光客に説明する前提の中で、「富士山」なら良いかもしれないが、「淀屋橋」とか「スーパー銭湯」とか、そういう固有名詞を当たり前のように突然出されても、何のことか分からず相手は混乱するだろう?と。もう少し相手の立場に寄り添うように、説明方法を考えることが大事だって。

 

3)難しい語彙に固執し過ぎ

前も書いた。今回の先生は難しい語彙を頑張って使っても全く評価してくれない。簡単に、シンプルに、簡単な単語を使うように心がけるクセをつけろ、まだまだ固いって言われている。。迂回、短縮、無視など色々なやり方がある。正解は1つじゃない。

 

4)話し方にメリハリがない

自分の話は平板で早く流れていくので、まるでF1カーのようだと(よくわからん例え)。1)にも関連するが、全体的に話が一本調子だよねだって。訳しながら伝えるのに必死なのも分かるが、何を伝えたいのか、何が話の肝なのか、もっと大袈裟な抑揚をつけても良いって。

 

5)無計画に走り出すな

これは4)に対する対応が、まだぎこちないせいもあるのだが、自分はエクスポゼの途中で時々エンストしてしまう。最初の準備の段階で、最後まで話の土台を構築しきれていないからそうなってしまうんだと。。
大統領だって、ディベート中に何秒も止まる事があるが、走り出したら絶対に止まらない。走り出す前に何秒か熟慮しても良い。ただ走り出したら、その後はフリーズしちゃダメだって。分かるけどさ。。

 

ガイド道深い。。もう少し掘り進んでみる。

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発想の転換に挑む

今年の通訳案内士試験の口述試験まで、もう2ヶ月を切った(8月に受けた筆記試験4科目に受かっているという前提だけど)。

去年のこの時期は、瞬間仏作文演習をしたり、お手本のスクリプトを読んで関連するセンテンスや単語を書いて読んで身に付けるという作業をしていた。正直、無駄だった。

今年はレッスン講師の瞑想先生(←これからこう呼ぶ)の指導を仰ぐ。指導方針はシンプルで、口頭表現は、単文に刻んで短く、より簡単な単語に置き換えつつ、躊躇せずスピーディーに発しなさい、というもの。

先生によると、どうも自分は正確に訳そうとする翻訳脳が強すぎるらしい。(自分のフランス語学習の原点が小説のディクテだったからかな・・)

もっとイイカゲンで良いんだ、自分の味付けをしろ、コミュニケーションを楽しめ、発想の転換だ!と迫ってくる。厳しー。。


・・
この凝り固まった翻訳脳を解きほぐすには、レッスンがない日の演習も重要だと思う。セルフでの通訳練習もしていく。

教材には、まいにちフランス語のテキストを使う。7~9月のテキストの応用編スクリプト、入門編のコラム部分を2順したので、新たに4~6月のテキストも購入。どんどん進めていこう。

NHKラジオ まいにちフランス語 2018年 04 月号 [雑誌]

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NHKラジオまいにちフランス語 2018年 05 月号 [雑誌]

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NHKラジオまいにちフランス語 2018年 06 月号 [雑誌]

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 どうしても、言葉が上手く出てこないときには参考程度にはテキスト内のフランス語スクリプトを確認することもあるが、どうせ記憶できないので、こういう表現の仕方もあるんだなと確かめる程度にする。

ただセルフ通訳ばかりしていると、場違いな表現を誤って覚えてしまうリスクもありそうなので、その辺は個人レッスンで答え合わせをして、中身を確かめさせてもらうことにした。

・・
試験まで間に合うかなあ。難しいかなあ。まぁやるだけやってみる。

貴重な経験2018

一週間、仕事でベトナムインドネシアに行ってきた。業務もそれなりにハードだったが、移動が本当にきつかった。出国、帰国時ともに台風を上手く避けることが出来たのは良かったが、さすがに最後はグロッキーに。

 

取り敢えずブログに関係する部分だけ。

ベトナムハノイ。最後の打ち上げを兼ねて、取引先からの接待受けでフランス料理店に連れて行ってもらった。

ハノイでリーズナブルにベトナム式フレンチを味わえるという評判の店。「La Badiane」というのはお転婆とかじゃじゃ馬という意味。料理はもちろん美味かったし、盛り付けも美しかった。

途中で給仕長の方があいさつに来て、明らかなフランコフォンの顔だったのでフランス語で挨拶したところ、話が弾んで10分以上周りを無視して話し込んでしまい、周りを白けさせることに。この人が、自分がフランス語で話した3人目のフランコフォンになる。これからどんどん増やしていけると良いな。

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続いてインドネシアのジャワ島中部。本当に暑かった。最終日、用務が滞りなく終わり半日時間が空いたので、取引先の偉い人から、どこか遊びに行きたいところはないか質問を受ける。予てから念願だったイースター島に行きたいといったのだがあっさり却下され、結局ボロブドゥール遺跡プランバナン寺院群世界遺産コンビを訪問してきた。

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それぞれ拝観料は、インドネシア人は4万ルピア(≒300円)で済むのに、外人からは37万5千ルピア(≒2800円)取るという。。。内容は壮観でした。

ボロブドゥールでは日本語ガイド(1万ルピア≒750円/1時間)を雇って、色々と説明をしてもらった。まだ若く小さな女の子で、ボキャも説明の仕方も正直あまりよくなかったのだが、スマイルが可愛いのと、対応に一生懸命なところに心打たれ、それだけで何でも許せてしまう感じで、最後のチップもたくさん弾んでしまったのでした。やっぱ最後に勝つのは愛嬌と真摯さなんだな。

2人目のフランコフォンに会う

スパルタ先生亡き後()、紹介頂いていた新しい先生(♂)と初回レッスンへ。

 

・・凄くフレンドリーで明るい。人間全員がそうである必要はないが、やはり先生という職業はネアカじゃなきゃダメだと思う。

 

まず、いきなり言われる。
「Vous(あなた)じゃなくてTu(君)を使いましょう。Tutoyerしましょう。どうしても嫌なら良いですけど」

えー・・
「先生に対して、Tuを使うのは抵抗を感じます。」

「いやいや、フランスでは大学で教官と学生はTuで会話しますよ(本当か?)。中学高校は無理ですけど。Vousでは会話に壁があるんです。心の壁を取り払いましょう。」

 

見ず知らずの、これから契約を続けていくかも決めていない相手に3分で心の壁を取り払うとか俺にはしんどい。。

でも自分がシャイ過ぎるのか。頑張って使ってみるよ。。

 

とか何とか、色々話してみると、レッスンの進め方の打ち合わせもそこそこに、瞑想がどうとか、陰陽がどうとか、思想強めで、そういう意識に関する話が好きな方のようだ。

自分は、この先生の哲学に段々オルグされていくんだろうか、それとも拒絶して喧嘩別れになるんだろうか?そんなことを会話の裏腹で考えたりしながら、1回目のレッスンを終えた。

次回からは妥協なく逐語訳訓練をガンガンしてもらう予定。この先生は通訳経験者でもあるので、この辺期待したい。

先生からTIPSとして言われたのは、

 

・通訳は翻訳と違う

・真面目に一言一句訳さなくていい

・エッセンスを掴んで自分の言葉で置き換えろ

・とにかく分かりやすく表現すれば良い

・減点法じゃないんだから失敗を恐れるな

・伝わらなければ言葉を足せばいい

・詰まっても笑って正面を向け

 

・・どこかのCEOのプレゼンテーションのように身振り手振り熱く語る、その口調の熱さに、ライオンを前にしたうさぎ状態の自分は、すっかり怯えきってしまったのでした。

 

 ・・
これから出張に向かう。

アデューは言わない

8ヶ月半お世話になったスパルタ先生が日本を去る。

先週末、お別れに先立って卒業検定みたいなものをしてもらった。東洋陶磁美術館で高麗青磁陶器展の案内をした後、うな重を奢ってあげるという趣向。

個人レッスンの契約を夏まで全う出来たら、最後に何か御馳走すると約束していたため。ウナギは美味かったけどメチャクチャ高いー。

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そして今日が最後のレッスン。

最後に、先生からお返しとして本のプレゼントをもらう。通訳ガイドをしたいなら参考にしてくださいとのこと。 

Paris, le retour !

Paris, le retour !

 

 何かと思ったらジャンポール西氏の「かかってこいパリ」という漫画の仏訳版。パリ滞在中の作者が、日仏の文化ギャップを、感じたままに率直に、そしてユーモラスに表現したもの。スパルタ先生が大絶賛。これはフランス、パリを、嘘偽りなくそのまま表しているのでフランス人理解に本当にオススメだと。ほー。

かかってこいパリ

かかってこいパリ

 

帰り際、少し読んでみたが、フランス語の生スラングも気にならず、辞書を使わなくても意外とサクサク読める。日仏間でのオタク文化、食文化、挨拶、公衆道徳などの違いとか、会話やギャグの引き出しとしても役立ちそうですね。しかし、パリというか、フランスに住むのって、日本人のメンタリティではしんどそうだな。

・・
これで全部終わった。1月13日から全部で62回のレッスン、色々あった。とにかく明るくてポジティブで楽しい先生だった。去年、通訳案内士試験に落ちた自分が、フランス語に対して前向きになれたのは間違いなくこの先生のお陰。

( ↓初回レッスンの記録)

 先生が次に来日するのはいつなのかまだ分からない。でも湿っぽくなるのもイヤなので、次に日本に来た時には、自分が通訳ガイドとして日本どこでも無料奉仕しますよ、とか調子のいいことを言ったりしながら、笑顔で明るく授業を締めくくったのでした。

 

先生から最後に、あなたとの授業は刺激的で毎回楽しみでしたって言ってもらえたのはリップサービスでも嬉しかった。自分も楽しみでした。

あなたが自分にとっての初めてのフランコフォンでよかった。最後まで関西にいてくれて有難う。アデューは言わない。またね。